ユニクロは1年半ぶりにホームページを刷新した。トップページに商品を多数掲載し、顧客が買い物をしやすい作りにした。世界各国のWebサイトも日本のデザインに作り替える見通しだ。
ユニクロは3月26日、ホームページ「UNIQLO.COM」を1年半ぶりに刷新した。ユニクロの商品やトピックが一目で分かる「シンプルかつ合理的」なデザインに仕上げた。
トップページにはユニクロの商品を掲載し、異なる商品を同時に並べて比較できるようにした。見た商品をその場で購入できるように、オンラインストアの商品情報も同時に掲載するなど、顧客が必要とする情報以外をそぎ落とした。商品を拡大する倍率も上げ、「細かいチェックの柄なども閲覧できるようにした」(ユニクロ広報)。
刷新前のホームページは、コマーシャルやキャンペーンなどの情報を中心に掲載していた。「商品情報は、これらのコンテンツからリンクをたどらないと閲覧できなかった」。また、商品情報はオンラインストアのWebページを新しいウィンドウで立ち上げて見る必要があり、利用者の負担になっていたという。
トップページの作りで意識したのは、「ユニクロが顧客に伝えたい旬の情報を配置したこと」。刷新したサイトは、ユニクロのWebサイトのグローバルスタンダードと位置付け、世界各国のWebサイトも日本と同じデザインに刷新していく。
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