NTTソルコは在宅コールセンターの実証実験を6月に実施すると発表した。
NTTソルコは5月11日、在宅コールセンターの実証実験を6月に実施すると発表した。USENが提供するサービスの問い合わせ業務などを在宅勤務のオペレーターに転送し、業務の効率化を図る。5人程度をオペレーターに採用し、2カ月程度トライアルを実施する。
NTTソルコは同社の在宅オペレーターを使い、USENのサービスの問い合わせなどの受付業務を運用する。問い合わせをNTTソルコのコールセンターから在宅オペレーターに転送し、在宅のオペレーターが受け取れる仕組みを整備する。コールセンターにいるのと同一の環境で電話対応ができるという。
実証実験を通じて、安価なサービスメニューの提供を検証する。問い合わせや注文が集中する時間帯に在宅しているオペレーターを活用することで、従来のコールセンター業務と連携が図れるサービスも検討する。NGN(次世代ネットワーク)を活用したサービスの提供も見込んでおり、通信販売業界などを中心に開発したサービスを展開する予定だ。
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