9月の世界Webサイト訪問、最も利用されたのはMicrosoft――米comScore調べ

Microsoftで最も利用されたのはWindows Live Messenger、GoogleではYouTubeだった。

» 2009年11月09日 12時37分 公開
[ITmedia]

 米調査会社comScoreは11月6日、9月の世界Webサイト利用調査の結果を発表した。訪問者による利用時間に基づくランキングで、米Microsoftがトップになった。

 世界中の15歳以上のオンライン人口は12億人を突破し、全ユーザーが9月にインターネットに費やした時間は270時間と、前年同月より24%増加した。その内Microsoftのサイトが14.5%を占めてトップに立った。Microsoftの中でもインスタントメッセージングのWindows Live Messengerの利用が70%だった。2位は9.3%を占めた米Googleのサイトで、その約半分はYouTubeだった。3位は米Yahoo!、4位は米Facebookだった。Yahoo!は滞在時間を前年同月から14%減らし、2位の座をGoogleに譲った。Facebookのシェアは前年同月比でほぼ3倍と大きく伸びた。

2009年9月の世界主要Webサイト利用時間ランキング(単位:百万時間)
順位 サイト名 2009年9月 2008年9月 伸び率(%)
1 Microsoft 3,920 2,734 43
2 Google 2,512 1,703 48
3 Yahoo! 1,699 1,975 -14
4 Facebook.com 1,387 474 193
5 Tencent 893 589 52
6 AOL 513 584 -12
7 eBay 239 231 3
8 Fox Interactive Media 204 361 -44
9 Baidu.com 163 175 -7
10 Lycos 107 59 81
合計 26,988 21,746 24
資料:comScore World Metrix(家庭および職場からアクセスしている15歳以上のユーザーが対象。ネットカフェなど公共のPCや携帯機器からのアクセスは除く)

 地域別にみると、Microsoftは欧州、中南米、中東・アフリカで1位だが、北米ではYahoo!が、アジア太平洋地域では中国のTencentが1位となっている。

2009年9月の地域別世界Webサイト利用ランキング(単位:百万時間)
順位 サイト名 世界全体 北米 欧州 アジア太平洋地域 中南米 中東・アフリカ
1 Microsoft 14.5 8.6 16.8 6.4 35.9 33.1
2 Google 9.3 9.1 9.6 6.4 19.4 9.7
3 Yahoo! 6.3 11.2 2 7.9 2.1 4.9
4 Facebook.com 5.1 6 6.6 2.4 5 8
5 Tencent 3.3 0 0 10.7 0 0
資料:comScore World Metrix(家庭および職場からアクセスしている15歳以上のユーザーが対象。ネットカフェなど公共のPCや携帯機器からのアクセスは除く)

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