沖電気工業はサーバ監視アプライアンスを導入し、基幹系システムの運用監視業務の自動化に成功。関連する業務コストを約9000万円削減した。
沖電気工業は11月12日、サーバ監視アプライアンスを導入し、OKIグループの基幹系システムの運用監視業務を自動化したと発表した。監視の担当者を置かずに24時間365日システムを監視できるようにし、関連する業務に掛かるコストを約9000万円減らした。
サーバ監視アプライアンス「DressUP Cockpit V3」を導入し、システムに発生した問題を保守担当者に自動で通知できるようにした。沖電気工業のグループ企業の基幹系システムは315台のサーバで構成されており、8人の担当者が24時間365日体制で監視してきた。同アプライアンスの導入により、システム監視ツールの維持コストや人的コストの削減に成功。年間1億1500万円を想定していた監視コストは約2500万円になったという。
OKIは、2004年度から仮想化技術を使ってサーバを統合し、約3400台のサーバを半分に減らすなど、基幹系システムの総コスト削減に取り組んできた。
企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.