マイクロソフト、千葉県とICTを活用した地域活性化プロジェクトに着手

マイクロソフトと千葉県は、ICTを活用した人材育成や地域交流の活性化などを目的に、両者でプロジェクトを推進すると発表した。

» 2010年02月17日 18時37分 公開
[ITmedia]

 マイクロソフトと千葉県は2月17日、ICTを活用した人材育成や地域交流の活性化などを推進する「地域活性化協働プログラム」に着手すると発表した。実施期間は1年間。

 同プロジェクトは、「IT人材育成支援」「NPO基盤強化」「高齢者向けICT活用の推進」「セキュリティ啓発」の4分野で実施。内容は、企業や個人を対象にした地域ITリーダーの養成や最新技術の理解促進、初心者向けPC講座、情報セキュリティ講座で、県内の教育機関や県施設などで活動を展開する。

 両者で具体的な企画立案を行うほか、マイクロソフトは講師などの派遣、教材およびソフトウェアなどを提供。千葉県は会場の提供や広報活動などを担当する。

 活動について千葉県の森田健作知事は、「ITを駆使することが視野を広げることになり、県として新しい世界を広げられるようにITを活用したい」とコメント。またマイクロソフトの樋口泰行社長は、「社会貢献の一貫となる“地域活性化協働プログラム”で千葉県と連携できるのはうれしい。千葉県は特にシニア層の社会参画へ熱いビジョンを持っており、ITを通じてビジョンの実現を支援したい」と述べている。

 マイクロソフトは、6月までにさらに2つの地方自治体と同様のプログラムに着手する予定だという。

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