出荷台数は96万台だが、販売台数は40万8000台と前年より不振だった。
米Palm Computingが3月18日に発表した第3四半期(12〜2月期)決算は、売上高は前年同期の9062万ドルから大幅増の3億4993万ドル、純損失は2205万ドル(1株当たり13セント)で、前年同期の9803万ドルから改善した。
非GAAPベースでは売上高は3億6600万ドルに、純損失は1億283万ドル(1株当たり61セント)になる。
同四半期のスマートフォンの出荷台数は96万台と前年同期比で約300%増加しているが、販売台数は40万8000台で、前年同期比15%減、前期比29%増だった。
ジョン・ルビンスタイン会長兼CEOは「当社は最近、非常に残念な伸び悩みの状態にあるが、まだ強い可能性を持っている。われわれの販売努力は功を奏しはじめており、近々新たな通信キャリアとのパートナー契約も計画している」と語った。
第4四半期(3〜5月期)の見通しについては、売上高は前年同期の1億1320万ドルを上回るものの、1億5000万ドルには達しないとしている。
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