IPO申請中のLinkedInの会員数が1億人を突破した。Facebookの6億人には及ばないが、週当たり100万人のペースで会員数が拡大している。
米ビジネスSNSのLinkedInは3月22日(現地時間)、サービス加入者数が1億人を超えたと発表した。1月にIPOを申請した時点での加入者数は9000万人だった。
LinkedInは2003年5月にビジネスに特化したソーシャルサービスとしてスタートし、現在は200カ国以上で展開している(日本語化はされていないが、日本からも加入できる)。ジェフ・ワイナーCEOによると、週平均100万人が新たに加入しているという。
ユーザーは自分の職歴やスキルをプロフィールページに記入することで、仕事上のネットワークを広げたり、就職活動に利用したりできる。また、多くの企業も登録しており、企業情報や求人情報を提供している。Fortune100社のうち73社が同社の雇用ソリューションを利用しているという。LinkedInの主な売り上げは、企業に提供する雇用およびマーケティングソリューションと、プレミアム会員登録料によるものだ。
同社は会員数1億人突破を記念して、以下のようなインフォグラフィックスを公開した。会員が作ったグループの数(米国内で4400万、米国外で560万)や、成長率の高い国(1位がブラジルの428%、2位がメキシコの178%)などが紹介されている。
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