立命館大が約4500台のシンクライアント環境を構築、大学では最大規模導入事例

立命館大とNECは、5つのキャンパスに約4500台のシンクライアント環境を構築した。年間消費電力量を半減させるという。

» 2011年07月14日 12時45分 公開
[國谷武史,ITmedia]

 立命館大学はこのほど、大学として最大規模の約4500台のシンクライアントシステムを構築した。導入を支援したNECが7月14日発表した。

 立命館大学が導入したのは、ネットブート型と呼ばれるシンクライアントシステム。衣笠キャンパスやびわこ・くさつキャンパスなど5つのキャンパスに端末の「Mate MY32B」を配備した。プログラミングや解析、画像処理、文書作成など約170種類のアプリケーションを利用する。

 また、シンクライアントの導入に伴って関連するサーバを120台から約20台の「Express5800/R120b-1」に集約した。こうした取り組みにより、立命館大学では年間の消費電力量の約半分に当たる29万キロワット以上を削減するという。

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