朝日信用金庫、国際勘定系システムを刷新

日本ユニシスの次世代国際勘定系システム「OpenE'ARK」を導入し、2012年度下期に稼働を開始する。

» 2011年11月25日 14時01分 公開
[ITmedia]

 日本ユニシスは11月25日、朝日信用金庫がユニシスの国際勘定系システム「OpenE'ARK」をベースに開発した国際勘定系システムを導入したと発表した。2012年度下期の稼働開始を予定する。

 OpenE'ARKは、Windows ServerやSQL Server、オープンミドルウェア「MIDMOST」を基盤としたオープン国際勘定系システム。一般外為取引や外国証券、デリバティブを含む外貨建て取引の処理が行え、従来の国際勘定系システムに比べて操作支援機能が強化されているという。OpenE'ARKの採用は10社目で、信用金庫業界での採用は初めて。

 朝日信用金庫は、ユニシスの地域金融機関向け国内勘定系システム「SBI21」なども導入しており、国内系および国際系の両システムの連携など新システムを通じて、顧客サービスの向上や事務の効率化、事務ミス発生リスクの軽減を図るとしている。

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