京セラ丸善システムインテグレーションのBIツール「Yellowfin」を導入した。
京セラ丸善システムインテグレーションは1月31日、同社の中堅・中小企業向けビジネスインテリジェンス(BI)ツール製品「Yellowfin」がフジタ製薬に導入されたと発表した。フジタ製薬は社内データをiPadやiPhoneで活用するという。
フジタ製薬では2000年に他社製のBIツールを導入し、2008年には基幹システムの刷新と併せてこのツールのバージョンアップも実施していた。2011年にiPadやiPhoneも導入して、メールやコラボレーションツールの利用を開始したが、既存のBIツールをモバイル機器で利用するには、ツールのバージョンアップや高額な構築費用がかかるなどの課題を抱えていたとしている。
iPadやiPhoneに対応したBIツールの導入を検討する中で、Yellowfinがコスト面や経営層および営業職などの現場部門でも使いやすい特徴を持つことから採用が決まったという。現在は販売管理に関するレポートをYellowfinに置換してiPadやiPhoneで閲覧している。今後は原価管理や仕入データ分析、予算管理、原価の差異分析などの経営情報も閲覧できるようにしていく予定。
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