イズミヤが基幹システムを刷新、IT管理コスト20%減を目標導入事例

総合小売のイズミヤでは次世代システム基盤としてIBMのメインフレームを採用した。

» 2012年10月31日 13時55分 公開
[ITmedia]

 日本IBMは10月31日、総合小売のイズミヤの次世代システム基盤にメインフレーム「IBM zEnterprise 114」が採用されたと発表した。既に17日から稼働を開始しているという。

 イズミヤのシステム刷新では発注から納品、販売、支払いに関する基幹システムと周辺システムの統合で、IT管理コストの20%削減が目標になったという。新システムはzEnterprise 114と拡張ユニットの「IBM zEnterprise BladeCenter Extension(zBX)」で構成。移行に際して6300本のアプリケーションの移行難易度分析などを実施した。

 さらにイズミヤは、2013年2月までに商品情報を蓄積するシステム(15台のUNIXサーバ)をzEnterpriseに統合するほか、100台以上の分散サーバも順次統合を進め、サーバ設置面積を約165平方メートルから10分の1に減らすという。

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