北日本放送が仮想デスクトップシステムを構築 ネットワールドが支援導入事例

北日本放送は、クライアント運用管理の省力化やBCP対策の強化などを目的として仮想デスクトップシステムを構築した。

» 2013年02月18日 16時09分 公開
[ITmedia]

 富山県を中心にテレビ/ラジオ放送を手がける北日本放送(富山県牛島町)は、事業継続性の強化などを目的に仮想デスクトップシステムを導入した。ストレージ製品を提供したネットワールドが2月18日に発表した。

 北日本放送では従来、業務クライアントとして利用する大量のPCの運用管理やBCP(事業継続計画)対策などが課題になっていたという。そこで今回、ヴイエムウェアのサーバ仮想化ソフト「VMware vSphere」やシトリックスのデスクトップ仮想化基盤ソフト「Citrix XenDesktop」などで仮想デスクトップシステムを構築。ストレージ環境には、ネットワールドが提供するNetApp製ネットワークストレージ「NetApp FASシリーズ」を採用した。

 導入後、FASシリーズで提供されているGUIベースのストレージ管理ソフト「System Manager」や、VMware vCenterとの連携機能「Virtual Storage Console」などの活用で、少人数での仮想デスクトップシステムの運用管理を実現したという。また、複数のストレージ間で差分レプリケーションを行う「SnapMirror」機能でバックアップを行っているほか、重複排除機能でストレージの利用効率を向上させたとしている。

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