東芝、グループのコミュニケーション基盤をクラウドで構築導入事例

東芝グループではユニファイドコミュニケーション基盤を「Microsoft Lync」とKDDIのクラウド基盤サービスで構築した。

» 2014年01月27日 15時11分 公開
[ITmedia]

 KDDIと日本マイクロソフトは1月27日、東芝グループが両社の製品・サービスを利用してユニファイドコミュニケーションシステムを構築したことを発表した。新コミュニケーション基盤では「Microsoft Lync」と「KDDI クラウドプラットフォームサービス」が採用されている。

 東芝グループでは組織・部門間のコミュニケーションの活性化によるイノベーションの推進、多くの事業所間の移動による時間・コストの軽減、有事の際の事業継続計画などを目的としてコミュニケーション基盤を刷新した。既に東芝のスマートコミュニティセンター(川崎市)で運用を開始しており、今後国内拠点への展開を進めていくという。

 Microsoft Lyncは、電話やメール、在席表示、オンライン会議を統一したプラットフォーム。東芝ではワークスタイルの変革、BCP(事業継続計画)、グローバルにおける競争力強化などの目的から国内外で多くの採用実績を有していることを評価し、採用に至った。KDDI クラウドプラットフォームサービスは、ユーザー数の増加や機能拡張に合わせてサーバ容量を設定できるほか、KDDI電話サービスや各ネットワークサービスとシームレスな接続を実現するという。

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