大阪の朝日放送、業務向けiPadの管理基盤を刷新

MDM(モバイル端末管理)からMAM(モバイルアプリケーション管理)やMCM(モバイルコンテンツ管理)機能を備えたプラットフォームに移行した。

» 2014年06月24日 13時29分 公開
[ITmedia]

 在阪民放大手の朝日放送が業務に利用するiPadの管理基盤を刷新し、端末中心からアプリケーションやコンテンツなども管理するシステムに刷新した。導入を手掛けたマクニカネットワークスが6月24日に発表した。

 朝日放送が導入したのは、モバイルアイアンのEMM(Enterprise Mobile Management)と呼ばれるクラウド型製品。これにより、ファイルサーバや社内ポータルにもアクセス可能になった。LDAPやActiveDirectoryとの連携ができるため、既存の社内ID基盤を生かして端末台数の増加にも管理負荷が増すことなく対応できるという。

 朝日放送では海外支局や報道部門など機動性を重視する部署などにiPadを導入。従来は遠隔消去や操作ロックなどの紛失対策機能を備えた製品を利用していたが、iOS 7に対応しなかったため。端末管理だけでなく、端末上のデータなどもきめ細かく管理できるMAM(モバイルアプリケーション管理)やMCM(モバイルコンテンツ管理)機能を備える基盤に移行したという。

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