ローソンのキーパーソンが、「Windowsタブレット」に乗り換えた理由(2/2 ページ)

» 2014年11月10日 09時00分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
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対策:社内業務管理システムと密に連携できる機器へ刷新

 スーパーバイザーからのニーズは、1台で

  • 本部と、社内業務管理システムの情報を共有
  • 紙ベースで集計していた各種報告リポートの電子化、事務処理時間の削減
  • 店舗への経営指導業務の時間創出
  • 新製品情報の確認
  • 本部キャンペーン情報の確認
  • 店舗施策計画の確認とアップデート
  • 店舗巡回時のToDoリストを都度チェックして報告
  • 自席ではキーボード付きのWindowsノートPCとして

 の業務をカバーすること。タブレットで先行した他プラットフォームのデバイスは、自社業務管理システムと連携性が悪く、結果として作業性はあまり高まらなかった。

 これをWindows搭載のコンバーチブルタブレットに入れ替えることで、社内業務管理システムと密に連携できるようになった。

成果:本部と店舗、それぞれより密で具体的な経営指導ができるように

 業務システムと連携しやすいスーパーバイザー向けモバイル環境の再構築により、

  • 本部とリアルタイムに情報と意識を共有できる体制になった
  • 店舗オーナーとのコミュニケーションもよりうまく回るようになった

 という。

 「別店舗からのフィードバックも即座に対応でき、リアルタイムに把握できる仕組みを整えたことで、業務効率は高まる。オーナーにもビジュアルで分かりやすく伝えられ、その場で業務管理システムにある別の情報を引き出しながら、より密で具体的な経営指導ができるようになる」。今後、売上高として数値に表れてくる部分と期待される。

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