オラクル、ビッグデータ向けクラウド新サービス「Oracle Cloud Platform for Big Data」Oracle OpenWorld 2015 Report

オラクルがビッグデータ解析に向けたPaaSの一機能「Oracle Cloud Platform for Big Data」を発表。大量のデジタルデータから洞察を得るための機能を複数のサービスからなるソリューションとして提供する。

» 2015年10月28日 15時00分 公開
[岩城俊介ITmedia]

 米Oracleが10月27日(現地時間)、カリフォルニア州サンフランシスコで開催中の年次カンファレンス「Oracle OpenWorld 2015」で、ビッグデータ解析のためのクラウド型ソリューション「Oracle Cloud Platform for Big Data」を発表した。

 Oracle Cloud Platform for Big Dataは、ビジネスデータの準備や修復、強化を容易にする「Oracle Bigdata Preparation Cloud Service」、クラウド上のビッグデータレイクおよびデータウェアハウスサービスへの高ボリューム、低レイテンシーでのデータ移動を可能にする「Oracle GoldenGate Cloud Service」、ビッグデータの可能性の理解、データ加工とその改善などをビジネスユーザーも容易に実行できるようにする「Oracle Big Data Discovery Cloud Service」、高可用性機能と柔軟性のあるスケールアウト機能によってデータ収集の操作を合理化する「Oracle NoSQL Database Cloud Service」の新サービスで構成する。

photo 「Oracle Bigdata Preparation Cloud Service」のサービス内容詳細

 これらを、すでに展開するBig Data Cloud ServiceとBig Data SQL Cloud Serviceを補完するサービスと位置付け、洞察獲得までの時間を短縮し、データから価値の創出を可能にする新サービスとして、かつビッグデータ解析のための包括的なクラウド型ソリューションとして展開する。

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