三井住友FG、「Microsoft MyAnalytics」導入で業務を可視化

三井住友フィナンシャルグループは、「Office 365」と「Microsoft MyAnalytics」を導入して生産性向上と働き方改革を推進する。三井住友銀行が先行導入し、グループ全体へ展開するという。

» 2017年07月03日 14時30分 公開
[ITmedia]

 三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)、三井住友銀行、日本総合研究所(日本総研)は、日本マイクロソフトと協働し、Microsoftのパブリッククラウドや人工知能を活用した、働き方改革の取り組みを加速させると発表した。

 その一環として、三井住友銀行では、2016年5月に統合型情報共有クラウドサービス「Office 365」の全面採用を決定し、既にワークプレイス環境の構築と導入効果の検証を完了。2017年7月より全行で順次、本格的な利用を開始する。

 また、今回の本格利用に合わせ、Office 365で利用できる「Microsoft MyAnalytics」を採用。MyAnalyticsは、日々の業務における会議やメール、集中的に業務を行った時間などを可視化するとともに、AIが分析して気付きとなるアドバイスを提供するツールだ。業務に内在する無駄な時間や非効率な作業を削減し、生産性の向上を図る。

 パブリッククラウドの導入や展開は、同グループのIT提供を担う日本総研が担当。自社でも活用しながら、他のグループ会社への展開を進めていくという。

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