“ビッグデータ”が経営を変える

企業のデータベースに格納される財務情報などの構造化データに加え、RFIDや各種センサが生み出すデータ、TwitterやFacebookに代表されるソーシャルメディアのデータといった非構造化データなど、今や世の中には膨大なデータが溢れており、その量は急激に増え続けています。 企業はこうした“ビッグデータ”を活用して、経営分析や顧客情報管理などを行い、ビジネスの次の一手を打つ必要があります。

既に効果を出しつつあるユーザー企業もある一方で、経営データの解析はおろか、ビジネス戦略に生かすことのできる「正確な」情報すら十分に取り込めていない、あるいは、情報を活用しきれていない企業は少なくありません。

本特集では、有識者へのインタビューやユーザー企業の導入事例、ベンダーの最新トレンドなどの記事を通し、企業の情報活用にまつわる課題とその解決策を解き明かしていきます。

特集記事

ブルームバーグ市長が推進するニューヨーク市政府の大規模データ活用に携わっていた筆者が、さまざまな実例を基に、企業が今後いっそう注力すべきデータ解析のキーポイントをお伝えする。

(2012年6月6日)

年間で2億レコードにも上る大量データを分析して、ビジネスの次の一手を探るJR東日本ウォータービジネス。自ら取り組んだ“情報改革”によってマーケティングデータの精度が飛躍的に向上した。

(2012年5月7日)

本稿では、データ分析をビジネスに活用する上で必要なスキルを洗い出し、企業における効果的なデータ活用のあり方を検討します。

(2012年4月12日)
“ビッグデータ”が経営を変える:

ビッグデータへの対応を含め、金融業界では新たなデータマネジメント手法の確立が喫緊の課題となっているという。

(2012年3月27日)
“ビッグデータ”が経営を変える:

スマートシティやビッグデータなどのソリューションに対し、日立は次世代ITの方向性などを示した新たな基盤技術を発表。“真”の顧客ニーズを掴みとっていく。

(2012年3月21日)

通信販売大手のニッセンは、ソーシャルメディアへの書き込みを分析対象として新たに取り込み、さらにプロセスも共有、一貫性ある顧客対応を実現すべく、全社規模の情報統合基盤構築に取り組んでいる。

(2012年3月15日)
“ビッグデータ”が経営を変える:

ビッグデータを活用することで、企業はどんな利点が得られるのか。一方で課題は何か。この分野に詳しい有識者に聞いた。

(2012年3月13日)
“ビッグデータ”が経営を変える:

もはやバズワードという一言では片付けられないほど大きな注目を集めている「ビッグデータ」。このテーマに対して企業はいかに取り組むべきか。

(2012年3月6日)

クラウドがコンピューティングのあり方をがらりと変えていくのは間違いないが、データマネジメントの大切さは変わらない。膨大なデータの山に埋もれてしまう前に、ぜひ第一歩としてマスターデータを整備しておきたいところだ。

(2012年3月7日)

関連記事

第一弾は金融機関向けに:

各種ソフトウェア製品と新たなフレームワークを組み合わせたビッグデータソリューションを日立が発表した。まずは金融業界に提供を開始する。

(2012年3月27日)

日本マイクロソフトは、データベース製品「Microsoft SQL Server 2012」を4月1日から提供開始する。

(2012年3月23日)

ビッグデータに対する戦略や取り組みを日本オラクルが説明した。

(2012年3月22日)
Weekly Memo:

富士通研究所がビッグデータを効率的に収集する分散処理技術を開発した。その背景にあるビッグデータ活用の必然的な課題に注目したい。

(2012年3月19日)
Weekly Memo:

企業環境に存在する膨大なデータ群を指す「ビッグデータ」が大きな話題となっている。ただ、その活用を促す話は多いが、一方で悩ましき問題も浮かび上がってきている。

(2011年9月26日)
ビッグデータ時代を勝ち抜くマーケティングコミュニケーション:

新連載では、デジタル化が進むマーケティングコミュニケーションにおけるデータ活用について重要となる考え方を、具体的な事例を交えて示していきます。

(2011年10月25日)
雨天炎天:

アイシロン・システムズ ディビジョン、米EMC ワールドワイドフィールド オペレーション部門担当 上級副社長 ジョージ・ベネット氏が来日。ビッグ・データ時代のストレージ・ビジネスとEMCとの関係について話を聞きました。

(2011年2月4日)

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