リサイクルニュース:
ダイサン・が三菱電機製プラスチック高度選別実証機の運用を開始
三菱電機は、ダイサン・と共同で、三菱電機グループの家電リサイクル事業で長年培ってきた技術を活用した独自のプラスチック高度選別実証機を開発し、ダイサン・で運用を開始した。(2024/9/17)
電動化:
三菱ふそうがEVバッテリーのリサイクル、2025年初めから実証実験
三菱ふそうトラック・バスは、EVのバッテリーから電極材や電解質を回収する実証実験を始める。(2024/9/12)
電子ブックレット(素材/化学):
プラのリサイクルを加速するKPRプラントの取り組みまとめ
MONOistに掲載した主要な記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集した「エンジニア電子ブックレット」。今回は、神奈川県川崎市のレゾナック川崎事業所内にある川崎プラスチックリサイクル(KPR)プラントの取り組みのまとめをお送りします。(2024/9/12)
環境にやさしいサイゼの「卓上伝票差し」とは? 静かに広がるリサイクルの取り組み
サイゼリヤに新しい「卓上伝票差し」がじわじわと広がっている。環境に配慮した取り組みだという。その背景を同社の広報担当者に聞いた。(2024/9/6)
脱炭素:
環境配慮型セメントとリサイクル骨材を使用した「サーキュラーコンクリート」を開発へ、竹中工務店や鹿島建設など
竹中工務店と鹿島建設など8社は、CO2排出量を削減した環境配慮型セメントと、解体時に発生するコンクリート廃材から製造した再生骨材や戻りコンクリートから取り出す回収骨材(リサイクル骨材)を使用した「サーキュラーコンクリート」の開発に着手した。リサイクル骨材をコンクリートに再利用する水平リサイクルの実現を目指す他、コンクリ製造のサプライチェーンを都市部で完結させることで、運搬に伴うCO2排出量の削減を図る。(2024/9/4)
リサイクルニュース:
廃インキを石炭代替燃料にリサイクルする実証実験をスタート
サカタインクスは、産業廃棄物処理業を展開するダイセキと共同で廃インキなどをリサイクルする実証実験を開始した。(2024/9/4)
工場ニュース:
CRJが年間2万tの使用済みプラをリサイクル可能な装置を市原事業所に導入
ケミカルリサイクル・ジャパンは、同社の千葉事業所の隣接地に市原事業所を建設し、年間2万トンの使用済みプラスチックを処理できる油化ケミカルリサイクル装置を導入する。(2024/9/3)
素材/化学メルマガ 編集後記:
製造業のリサイクルプラ使用義務化への意見を集めてみた、懸念は何か?
今回は、素材/化学フォーラムの読者アンケートに寄せられた、「製造業のリサイクルプラスチックの使用義務化」に関する意見を紹介します。(2024/8/30)
リサイクルニュース:
Jリーグのクラブと国際紙パルプ商事らが使用済み紙コップのリサイクルでコラボ
国際紙パルプ商事は、栗原医療器械店、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に所属するザスパ群馬、王子ホールディングスと共同で、使用済み紙コップを「BOXティシュの箱」にマテリアルリサイクルする取り組みを開始した。(2024/8/28)
リサイクルニュース:
家電や玩具の廃プラ再利用に向けた共同研究を開始、おもちゃショーで需要調査
三菱電機とカワダは、三菱電機グループの家電リサイクル事業で長年培ってきたプラスチック高度選別技術を活用し、家庭などから廃棄されるプラスチックの回収/リサイクルの推進に向けた共同研究を開始した。(2024/8/27)
製造マネジメントニュース:
プラスチックフィルムシート市場の環境対応状況やリサイクル動向を調査
富士キメラ総研は、プラスチックフィルムシート市場の環境対応状況に関する調査結果を発表した。環境対応素材の採用動向やリサイクル動向について、数量ベースの市場規模で分析している。(2024/8/23)
リサイクルニュース:
バンダイ、トレカのパックをカードケースにリサイクル
バンダイ カード事業部は、開封済みカードパックをカードケースにリサイクルするプロジェクトをスタートする。(2024/8/22)
「売るのは中止」リサイクルショップに持ち込む予定だった鏡 意外な“ナルキッソス“登場に「かわいすぎwww」「自覚ありそう」
確かにこれは売れない。(2024/8/17)
リサイクルニュース:
東映と伊藤園、撮影所でボトルtoボトル
東映と伊藤園は、資源循環の分野において各施設や事務所で回収した使用済みペットボトルの水平リサイクルを行う「ボトルtoボトル資源循環型リサイクル」を協同実施する合意書を締結したと発表した。(2024/8/14)
粉々の炭に片栗粉を混ぜ、火をつけたら…… バーベキューに大活躍、捨てるしかなかった炭のリサイクル術に「昔の人の知恵は凄い」
手羽中やステーキがいい感じに焼けました。(2024/8/9)
LIBリサイクルの水熱有機酸浸出プロセス開発の取り組み(5):
リチウムイオン電池の完全循環システムは構築できるのか
本連載では東北大学大学院 工学研究科附属 超臨界溶媒工学研究センターに属する研究グループが開発を進める「リチウムイオン電池リサイクル技術の水熱有機酸浸出プロセス」を紹介する。第5回ではリチウムイオン電池の完全循環システム構築に向けた取り組みを取り上げる。(2024/8/8)
脱炭素:
超高層ビル解体後の廃板ガラスリサイクルを実現、清水建設とAGC
清水建設とAGCは、市街地再開発事業の解体現場で排出された廃板ガラスを、ガラス製品の材料として再資源化した。バージン原料の使用量を235トン節減し、板ガラス生産プロセスにおけるCO2発生量を約100トン削減した。(2024/8/7)
リサイクルニュース:
キリンが遊園地でボトルtoボトル、遊びとリサイクルを融合
キリンビバレッジと遊園地「よみうりランド」は、よみうりランドで使用済みペットボトルを回収してペットボトルに再生する「ボトルtoボトル」水平リサイクルの取り組みを、2024年8月から協同で開始する。(2024/8/2)
工場ニュース:
シリコン再資源化設備3号機を増設、3機体制で製造量前年比120%
アミタサーキュラーの北九州循環資源製造所は、シリコン切削くずを含むスラリーをリサイクルするシリコン再資源化設備の3号機を増設した。(2024/7/29)
これがこうなるとは! GUによる“リサイクルコットン”の製造過程が「すごすぎる」「SDGsですね」と好評
持続可能な世界だあ。(2024/7/29)
研究開発の最前線:
鉄鋼生産で発生する二酸化炭素の一酸化炭素へのプラズマ変換を実証
三菱重工業とArcelorMittalは、高炉ガスなどから回収した二酸化炭素を一酸化炭素にプラズマ変換する実証試験を開始する。鉄鋼生産過程におけるCO2の循環利用プロセスを検証する。(2024/7/22)
リサイクルニュース:
押し出し加工を用いたマグネシウム合金スクラップ材のリサイクル技術を開発
マクルウは、産業技術総合研究所(産総研)マルチマテリアル研究部門 招聘(しょうへい)研究員の斎藤尚文氏、中津川勲氏と共同で、押し出し加工を利用したマグネシウム合金スクラップ材のリサイクル技術を開発した。(2024/7/17)
リサイクルニュース:
「トレーtoトレー」および「ボトルto透明容器」の水平リサイクルで協働を開始
エフピコとリテールパートナーズは、中国地区、九州地区に展開するスーパー274店舗を対象に、「トレーtoトレー」および「ボトルto透明容器」の水平リサイクルを推進するための協働を開始した。(2024/7/16)
リサイクルニュース:
2030年の国内ELV由来プラスチック回収量は2023年比で大幅拡大
矢野経済研究所は、自動車プラスチックリサイクル市場に関する2024年の調査結果を発表した。国内のELV由来プラスチック回収量は2023年で900t、2030年には中間ケースで4万tに増加すると予測する。(2024/7/5)
リサイクルニュース:
100%リサイクル電気銅の供給と銅の水平リサイクルの社会実装のための準備が完了
JX金属は、100%リサイクル電気銅の供給と銅の水平リサイクル社会実装のための準備が完了した。(2024/7/4)
リサイクルニュース:
リチウムイオン二次電池のリサイクル時の発熱リスクを減らす新たな電池不活性化技術
豊田中央研究所は、リチウムイオン二次電池のリサイクル時のリスクを低減する、新たな電池不活性化技術「iSleepTM」を開発した。(2024/6/28)
リサイクルニュース:
使用済みリチウムイオン電池をリサイクルし、抽出プロセスも提供するサービス
エマルションフローテクノロジーズは、使用済みLIBから顧客のニーズに合ったリサイクル原料を小型実証プラントにて抽出し、そのプロセスを受託開発する「EFTファウンドリー」サービスを開始する。(2024/6/28)
リサイクルニュース:
レゾナックが海洋プラごみのリサイクル工程を披露、CO2フリー電力活用のホテルも紹介
レゾナックは、神奈川県川崎市の川崎港や川崎事業所、川崎キングスカイフロント東急REIホテルで海洋プラスチックごみリサイクルの実証実験取材会を開催した。(2024/6/26)
セブン&アイ「プラ製透明トレー」をリサイクル 横浜市内の店舗に回収ボックスを設置
12月31日まで取り組みを続け、結果を検証しながら対象店舗の拡大を検討していく。(2024/6/25)
ものづくり ワールド[東京]2024:
工場で出る廃プラスチックを3Dプリンタでリサイクル、治具や設備などで再利用
リコージャパンは「第7回 次世代3Dプリンタ展」に出展し、エス.ラボのペレット式3Dプリンタを活用した工場内廃材の「リサイクルラボシステム」を紹介した。(2024/6/25)
キユーピーと味の素、マヨネーズボトル回収の実証実験 リサイクル技術の確立目指す
キユーピーと味の素は7月1日から、イトーヨーカドー溝ノ口店(神奈川県川崎市)で、使用済みマヨネーズボトル回収の実証実験を開始する。海洋プラスチックごみ問題の解決に向けた取り組みの一環。(2024/6/20)
電動化:
マルチパスウェイ、EVのCO2削減、車電分離……クルマの脱炭素の形は
トヨタ自動車の中嶋裕樹氏がマルチパスウェイの意義、EVが製造時に排出するCO2の削減に向けたさまざまなアプローチのアイデア、バッテリーのリユースやリサイクルに向けた“車電分離”の提案など、自動車のカーボンニュートラルについて幅広く語った。(2024/6/18)
リサイクルニュース:
リサイクル率1.5倍の例も、黒色プラスチックを同時判別可能な装置を受注開始
キヤノンは、リサイクル現場で黒色プラスチックの判別を行えるトラッキング型ラマン分光技術を用いたプラスチック選別装置を開発し受注を開始した。また、先行ユーザーとして、資源リサイクル企業のリーテムが導入し、その成果などを紹介した。(2024/6/11)
素材/化学メルマガ 編集後記:
OECD非加盟諸国への日本のプラスチック廃棄物輸出量が米国を超えたワケ
今回はテラサイクルジャパン 代表 アジア太平洋統括責任者のエリック・カワバタ氏が説明した「世界の廃棄物問題と日本のリサイクルの現状」について紹介します。(2024/6/7)
LIBリサイクルの水熱有機酸浸出プロセス開発の取り組み(4):
超臨界流体技術の進展がリチウムイオン電池リサイクル工業化の決め手になる
本連載では東北大学大学院 工学研究科附属 超臨界溶媒工学研究センターに属する研究グループが開発を進める「リチウムイオン電池リサイクル技術の水熱有機酸浸出プロセス」を紹介する。第4回では「JST未来創造事業の実施内容」を取り上げる。(2024/6/13)
リサイクルニュース:
イオンで不要な衣類を回収しリサイクルする事業がスタート
チクマはイオンリテールと連携し、不要な衣類を回収、リサイクルして新たな衣類や資源として再生する取り組みを実施する。衣類のサーキュラーエコノミーを進めることで、廃棄物削減に貢献する。(2024/6/4)
リサイクルニュース:
シュリンクラベルの水平リサイクル「ラベルtoラベル」の実証実験をスタート
伊藤園らは2024年6月1日に発売する「健康ミネラルむぎ茶」熊谷オリジナルパッケージに採用するシュリンクラベルを、埼玉県熊谷市の量販店や小売店などを中心に回収し、再び製品のラベルに使用する水平リサイクル「ラベルtoラベル」の実証実験を同月下旬から実施する。(2024/6/3)
リサイクルニュース:
JALらが使用済み飲料用紙コップをリサイクルした「再生紙コップ」の提供をスタート
JAL、日本製紙、東罐興業は、飛行機内で分別回収した使用済み飲料用紙コップをリサイクルした「再生紙コップ」の提供を2024年6月から羽田発JAL国内線運航便でスタートする。(2024/5/31)
今こそ知りたい電池のあれこれ(24):
注目集まるリン酸鉄リチウム、メリットとデメリットを整理しよう
中国系企業を筆頭にLFP系材料であるリン酸鉄リチウムの採用事例が目立つようになってきています。リン酸鉄リチウムの採用については、高い安全性や低コストといったメリットが挙げられる一方、エネルギー密度の低さやリサイクル時の収益性に対する懸念などデメリットに関する面の話題を耳にすることもあるかもしれません。(2024/5/31)
鉄道8社、磁気乗車券からQRコード乗車券へ置き換え 2026年度末以降から
鉄道8社は、2026年度末以降に磁気乗車券からQRコードを使用した乗車券への置き換えを順次実施。よりリサイクルが容易な他、環境負荷も軽減できるとしている。(2024/5/29)
リサイクルニュース:
使用済みキッチンスポンジのリサイクルを加速するプログラムとは?
3Mの日本法人であるスリーエム ジャパンとテラサイクルの日本法人であるテラサイクルジャパンは、「スコッチ・ブライト スポンジ リサイクルプログラム」を通して国内で使用済みキッチンスポンジのリサイクルを推進している。(2024/5/29)
現場管理:
建設現場のリサイクルステーションをセンサーと無線通信で遠隔監視、レンタルのニッケンらが提供
積水化学工業100%子会社の積水マテリアルソリューションズとレンタルのニッケンは、建設現場のリサイクルステーション向けに、センサーを使用した堆積管理システム「Smart Level」の提供を開始した。(2024/5/22)
研究開発の最前線:
ブリヂストンがNanoTerasuを活用し材料や効率的なゴムリサイクル技術の開発を加速
ブリヂストンは、東北大学青葉山新キャンパス内に設けられた3GeV高輝度放射光施設「NanoTerasu(ナノテラス)」を活用しタイヤ材料の研究開発を開始した。(2024/5/20)
材料技術:
PPベースの自動車用加飾フィルムの量産技術を確立、累計100億円の売上高を目指す
DNPは、リサイクルしやすいポリプロピレン(PP)をベースとした自動車用加飾フィルムの量産技術を確立した。今回の製品を国内外の自動車業界を中心に提供し、2030年度までに累計100億円の売上高を目指す。(2024/5/15)
リサイクルニュース:
100%リサイクル材を用いたキャップを開発、CO2排出量を約37%削減
アルテミラとMAアルミニウムは100%リサイクル材を用いたキャップの開発に成功。以前に開発した100%リサイクル材を使用したアルミボトルとともに供給を開始している。(2024/5/14)
ごみから生まれたリサイクルバッグ、スタイリストがおすすめするワケは…… 気軽にできる社会貢献に「心が豊かになりますね」「センスがあって素敵」
意外なモノでできています。(2024/5/14)
リサイクルニュース:
コニカミノルタがPC製ガロンボトル由来の再生プラを社外製品にも展開
コニカミノルタは使用済みポリカーボネート(PC)製ガロンボトルをリサイクルした再生プラスチックの社外製品への展開を進めている。(2024/5/10)
ガラスびんの分別はAIが色や材質を判断 精度99.8%でリサイクルに弾み
飲料容器などとして身近なガラスびん。人工知能(AI)を使って、自動で分別を行い、資源リサイクルを進める動きがある。これまで人の手を使って分別してきた作業が大幅に緩和されると期待される。(2024/5/9)
脱炭素:
再生材使用の詰め替えパックを製品化、花王が23年のごみ削減活動を報告
花王は、プラスチック包装容器の削減/再資源化の取り組みについて2023年の進捗を公表し、水平リサイクルにより再生材料を一部使用した詰め替えパックを初めて製品化したことなどを明らかにした。(2024/5/8)
製造マネジメントニュース:
2024年に国内のボトルtoボトル用リサイクルPET樹脂の供給能力が43.7万tに到達と予測
矢野経済研究所は、環境対応素材の国内メーカーの動向を調査し、ボトルtoボトル用リサイクルPET樹脂の国内供給能力予測を発表した。供給能力は2024年には43.7万tに増加するが、原料となる使用済みPETボトルの供給不足は継続する。(2024/5/2)