1位 缶も麻雀パイもリアル――東芝が“平置き型”の裸眼立体ディスプレイを開発
3位 ほんとなの?――次世代光ディスク統一規格報道の「真相」
6位 SEDに憧れ、3Dで驚き、QUALIAに感動――Display 2005
7位 機能も質感もピカイチな“大人のデジカメ”――IXY DIGITAL 600
8位 HDパッケージソフトが自分のハイビジョンTVで楽しめない?――AACSの行方
10位 “ガツン”とくるヘッドフォン型MP3プレーヤー「itan Egoiste」
小学生の頃、「スターウォーズ」を見た。「R2-D2」が投影したレイア姫は、立体映像を空間に投影するスゴイ技術だ。レイア姫の姿はモノクロで、アナログ的なノイズがかかっていたような気もするけど、あんなロボットが欲しいと思った。
中学生の頃、「ジョーズ3」と「13日の金曜日パート3」を見た。でも、テレビ放映だったので、何も飛び出してはこなかった。とても悲しい気分になった。
高校生の頃、並行法や交差法を必死で習得した。クラスの男子が皆、同じことをしていた。もちろん、週刊誌の“立体グラビア”を見るためだ。馬鹿だった。
社会人になった頃、「バーチャファイター」が出た。ポリゴン丸出しのキャラクターは、立体と平面が融合した2.5Dの世界。それがカッコ良くて、「セガサターン」と「バーチャスティック」をセットで買った。
社会人になった頃、任天堂が画期的な3Dゲーム機を発表した。赤い3D画面がイカす「バーチャルボーイ」。でも、あまり売れなかった。
仕事にも慣れた頃、「TOTAL 3D」というグラフィックボードを買った。液晶シャッター付きの専用メガネが付属していて、立体ゲームを楽しめるスゴイ奴だ。もちろん、職権乱用して割引価格で譲ってもらった。でも、対応ソフトが少なくて、すぐに飽きた。
“3D”の波は、数年おきにやってくる。寄せては返す波のように、定着せずに流行は去っていく。
でも今回の波は、結構高いかもしれない。単なるエンターテイメントに止まらず、ちゃんとビジネスモデルを考えている企業が増えた。
スターウォーズから四半世紀。今度こそ、本格的な3Dの時代が来ると信じたい。
関係ないけど、「スターウォーズ」が初めてテレビ放送されたとき、レイア姫の吹き替えを担当したのは、あの「コメットさん」(大場久美子さん)だった。――これってトリビアになりますか?
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