1位 PS3発売延期で明らかになった次世代DVD両陣営の“脚質”
2位 光学10倍なのにコンパクトな秘密――「LUMIX DMC-TZ1」の開発者に聞く
4位 個人的にはソニーのPS3、ではなくH.264レコーダーに期待
5位 無線LAN内蔵の“ハイテク”コンパクト機――ニコン「COOLPIX S6」
6位 フォーマット戦争は、そう長く続かない――20世紀FOX
7位 2010年、今度は宇宙だ!――「ROBO-ONE宇宙大会」開催を発表
9位 ハーマン、ディスプレイとコントローラーも付属したiPod車載キット
10位 ポータブルDVDで“ワンセグ”を見る――松下「DVD-LX97」
今週の1位は、PS3の発売延期発表から、今後の次世代DVD両陣営の動きを推測したコラム。筆者はこのコラムで、ライバルに先駆けてパッケージソフトとプレーヤーを販売開始するHD DVD陣営を「先行型」と表現したが、そのHD DVD陣営の旗振り役、東芝のHD DVDプレーヤー(HD-XA1/HD-A1)の発売開始が遅くなりそうだという報道が流れた。
報道によれば、パッケージソフトの販売開始とプレーヤーの販売開始をシンクロさせるため、数週間ながらもプレーヤーの発売が延期される可能性があるという。有力コンテンツベンダーのひとつ、米Warner Home Videoは「ラスト・サムライ」「ミリオンダラー・ベイビー」「オペラ座の怪人」を4月18日に北米地域で販売開始することを決定しており、プレーヤーの販売開始もそのタイミングになる可能性が濃厚だ。
国内では、東芝エンタテインメントがHD DVDソフト「ネバーランド」を3月28日に販売開始すると発表しているが、こちらの発売も延期されたことが明らかになった。同社Webサイトの製品紹介ページでは、発売日が「2006年4月28日」と表記されている。
HD DVDプレーヤーの国内展開について東芝は詳細を明らかにしていないが、各販売店のDVD予約受付コーナーを眺めてみると、松竹のHD DVDソフト「SHINOBI」の発売日をネバーランドと同じく「4月28日」としている店舗が多く見られる。ポニーキャニオンの「夜桜 HD DVDツインフォーマット版」は3月28日となっているが、このソフトはHD DVDとDVDのハイブリッド版であり、DVDプレーヤーがあればとりあえずは鑑賞できる。
ソフトがなければプレーヤーはタダの箱。状況を総合すると、HD DVDのデビューは北米地域が「4月18日」、日本国内が「4月28日」と想像できるが、さて?
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