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まるで映画館――オンキョー「TX-SA805」HDMI 1.3a対応AVアンプレビュー特集(3/3 ページ)

» 2007年12月19日 08時00分 公開
[野村ケンジ,ITmedia]
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入門機に最適な「TX-SA605」

photo 「TX-SA605」

 TX-SA805と同時に発売されたのが、この「TX-SA605」。8万4000円という定価は、HDMI 1.3a対応のAVアンプとしては最も安価な価格帯に属する、入門機としてはもってこいの1台だ。

 サウンドのクオリティーに関してはTX-SA805の素晴らしさと比べるべくもないが、とりあえず最新のHDオーディオを体験してみたい人や、薄型テレビ内蔵スピーカーの音からグレードアップしたいという人には重宝するであろう選択肢だ。ボディカラーはコールドとシルバーの2色が用意されている。


注目ハードウェアチェック --
HDMI入力 2
HDMI出力 1
アナログ音声入力 8
PHONO端子 ×
iPod端子 ×
別売iPodドック
USB端子 ×
iLINK端子 ×
LAN端子 ×
自動音場調整機能 ×
パワーアンプ 定格120ワット×7
サイズ 435(幅)×174(高さ)×377(奥行き)ミリ
重量 12.1キロ

試聴に使用した機器

 今回のチェックに使用した機材は以下の通り。視聴した環境や各機材の詳細については、こちらを参照頂きたい。スピーカーはエラックの200ラインシリーズと240ラインシリーズを組み合わせ、プレーヤーにはパイオニアの「BDP-LX80」とソニーの「プレイステーション3」を利用している。

photophoto
photophoto 視聴環境と使用したスピーカー。スピーカーはエラックの200ラインシリーズと240ラインシリーズのウーファーを組み合わせた

機材種別 メーカー 型番
フロントスピーカー エラック FS207A
センタースピーカー CC201.2
リアサラウンドスピーカー BS203.2
サラウンドバックスピーカー BS203.2
サブウーファー SUB2060ESP
プレーヤー パイオニア BDP-LX80
ソニー・コンピュータエンタテインメント プレイステーション3(HDD 20Gバイトモデル)
スピーカーケーブル オーディオテクニカ AT-SS2300
HDMIケーブル AT-EDH1000
デジタル同軸ケーブル AT-SD2000
デジタル光ケーブル AT-SDP2000
アナログケーブル AT-SA2000
電源タップ AT-PT707
プロジェクター 三洋電機 LP-Z4(旧モデル)
スクリーン キクチ科学研究所 キクチホワイトマッドアドバンス(100インチ 16:9ワイド)

視聴ディスク メディア・フォーマット
ダイ・ハード4.0 BD・DTS HDマスターオーディオ5.1ch
300 BD・リニアPCM5.1ch/ドルビーTrueHD5.1ch/ドルビーデジタル5.1ch
イノセンス BD・リニアPCM7.1ch/DTS-ES6.1ch
パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールドエンド BD・リニアPCM5.1ch/ドルビーデジタル5.1ch
アンジェラ・アキ「MY KEYS 2006 in 武道館」 BD・リニアPCM2ch
Omar Hakim「Listen Up」(ステレオサウンド「2007 dts-HD Master Audio Presentation Disc」より) BD・DTS HD Master Audio 7.1ch
Pat Metheny「Overture」(ステレオサウンド「2007 dts-HD Master Audio Presentation Disc」より) BD・DTS HD Master Audio 7.1ch
Diana Krall「THE VERY BEST OF DIANA KRALL」 CD
小曽根真「フォーリング・イン・ラブ、アゲイン」 CD
Yo-Yo Ma 「Plays the Music of John Williams」 SACD
Norah Jones「COME AWAY WITH ME」 SACD・5.1ch

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