ハイエンドの「Xシリーズ」は、「CREAS」に「DRC-MFv3」を組み合わせた豪華仕様。DRC-MFv3でプログレッシブ変換した映像信号をCREASに入力することで、さらなる画質改善が期待できるという。また3シリーズのなかで唯一1080/60p出力まで対応するほか、HDMI出力が2系統となり、テレビとプロジェクターの“2Wayシアター”が容易に構築できるようになった。今回モデルチェンジが見送られた「Aシリーズ」同様、PSPやウォークマン、携帯電話に録画番組を転送できる「おでかけ転送」に対応している。
随所にノイズや共振を抑える仕様を盛りこんだ点も特徴の1つ。アナログとデジタルを完全に分離した基板、偏心インシュレーター、厚さ4ミリのアルミ天板、HDMIの音質を改善するための「ジッタノイズ低減システム」などを実装している。
Xシリーズは1TバイトHDDの「BDZ-X100」と500Gバイトの「BDZ-X95」をラインアップ。HDD容量以外の違いは、上位モデルのみHDMI端子が金メッキ仕様になっていること。
BDプレーヤーは、シアター用途のハイエンドモデル「BDP-S5000ES」とエントリーモデル「BDP-S350」という両極端なラインアップ。「CREAS」にくわえ、新開発の「高精度プレシジョンドライブHD」や14ビット/297MHzのビデオDACをなど、画質と音質にこだわったBDP-S5000ESは29万4000円。
一方、シンプルながらも「BD-LIVE」やHDオーディオのビットストリーム出力、BDの24p出力などをサポートしたBDP-S350はオープン価格で、店頭では4万5000円前後になる見込み。どちらも12月6日発売予定。
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