「マトリックス」3部作終了後、キアヌ・リーブスの初主演作となった2004年製作のオカルト・アクション「コンスタンティン」が11月5日にBlu-ray Disc化。
特典は、「実力派のキャストたち」、コミック関係者の証言を集めた「コミックから映画へ」、メイキング映像「監督のざんげ」「悪魔の衝突」、武器などの解説集「聖なる小道具」、「ショットガン乱射」、特殊効果に関するメイキング集「地獄の風景」「“バーミン・マン”を作る」「戦士の翼」「悪魔式の誘拐」、悪魔の使い・バルサザールの特殊メイクに迫った「悪魔の顔」、「コンスタンティンの世界」、フランシス・ローレンス監督による音声解説付きの「撮影の準備」、「脚本家の視点」、もうひとつのエンディングを含む「未公開シーン集」、ア・パーフェクト・サークルのミュージック・クリップ「Passive」などを収録している。オーディオ・コメンタリーはフランシス・ローレンス監督&製作のアキバ・ゴールズマンバージョンと、ケビン・ブロドビン&フランク・カペロの脚本家バージョンの2種類。
原作はDCコミックスの「ヘルブレイザー」。「フロム・ヘル」などの原作で知られるコミック作家アラン・ムーアが生み出した作品で、多くの作家が描き継いでいる。監督は、本作が映画デビューとなったミュージック・ビデオ出身のフランシス・ローレンス。
“見えないモノ”が見える能力を苦にかつて自殺を図ったジョン・コンスタンティン。彼は2分間だけ地獄を体験した後に蘇生するが、自殺という大罪を犯したため、死後は地獄行きの宿命を負うことに。しかも肺がんのため余命1年と宣告されてしまう。こうなったら是が非にでも天国に行きたいと、人間界で悪事を働く悪魔たちを地獄に送り続けるエクソシストになっていた。
そんなある日、世界の運命を握ると言われるロンギヌスの槍が、メキシコで見つかった。一方、ヘネシー神父に呼ばれたジョンは、少女にとりついた悪魔を退治していた。ジョンはその悪魔を鏡に閉じ込め、アパートの窓から投げて粉砕。だが、天国と地獄の均衡が崩れ始めている不穏な空気を感じ取る。そんな中、女性刑事アンジェラが、ジョンに妹イザベルの死の真相究明を頼みにきた。一度は断るが、悪魔のターゲットがアンジェラだと知ったジョンは協力することに。イザベルが自殺したならば地獄にいるに違いないと、ジョンは彼女の飼い猫と水を媒介に地獄へ向かうが……。
屈折した主人公、十字架を改造したショットガンなど武器もユニークだが、最大の見どころは地獄のビジュアル。そこには砂塵が舞い、おぞましい魔物が行き交う。これが本当の地獄かもしれないと思ってしまうほどの圧倒的な映像を確かめてほしい。
関連サイト:http://www.whv.jp/(公式サイト)
|
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR