会場内でも最大級の広さを誇るSamsung Electronicsのブースだが、その中でもスペースを割いて紹介されているのが液晶テレビだ。
同社はInternational CES開幕前日のプレスカンファレンスにて、2009年春に市場へ投入する製品を多く紹介しているが、液晶テレビに関して強くアピールするのがLEDバックライトの積極採用。同社はLEDバックライト搭載製品を「LED LCD HDTV」と称し、「LUXIA」のブランドネームを冠して、積極的に打ち出していく姿勢を明らかにしている。ブースからもその意気込みが感じられる。
LEDバックライト搭載の“LUXIA”シリーズはSeries 6000/7000/8000で構成されており、Series 7000/8000は普及型および高機能型、Series 6000はデザイン重視型と位置づけられている。なお、画面サイズは米国市場での売れ筋である40型を軸としており、LEDバックライト搭載機を本格的に展開する意図がうかがえる。
テレビについては、ネットワーク対応機能「Internet@TV」の展示も注目される。Yahoo!の提供するウィジェットをテレビ上にオーバーレイさせながら動かすというもので、Yahoo!が提供するFlickr、Yahoo! News、Yahoo! Weather、Yahoo! Financeなどに加え、YouTube、eBay、USA TODAY、Showtime Networkなども利用可能だ。
ブース入り口には、15型と31型の有機ELテレビも展示されている。特に15型については台座部分までも作り込まれており、製品としての完成度も高まっていると感じられる。ただ、市販について決定事項はなく、量産は未定という。
そのほかにも、ネットワークに対応しておりNetflixのビデオ視聴も行えるBDプレーヤー「BD-P4600」や、3型ワイドのタッチスクリーンを搭載したポータブルメディアプレーヤー「Pulse」、64Gバイトという大容量メモリを搭載したハイビジョンビデオカメラ「HMX-106」なども来場者の注目を集めていた。
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