キヤノンは8月20日、コンパクトデジタルカメラ「IXY DIGITAL 220 IS」を8月27日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は3万3000円前後。
IXYシリーズ最薄として2009年春に登場した「IXY DIGITAL 210 IS」の兄弟機種。厚さ20ミリとスリムさを保ちながらレンズは35ミリ換算28〜112ミリの光学4倍ズームと強化され(210 ISは厚さ18.4ミリで、35ミリ換算33〜107ミリの光学3倍ズームレンズ搭載)、背面液晶のサイズも210 ISの2.5型から2.7型へと大型化された。
20ミリ(最薄部18.5ミリ)という厚さは、28ミリからのレンズを搭載した同社コンパクトデジカメとしては最薄となる。カラーリングはシルバー、ブラック、ブルー、ブラウンの4色で、ゴールドやレッドなどが用意された210 ISに比べクール&スタイリッシュな雰囲気となっている。
撮像素子には1/2.3型有効1210万画素CCD、画像処理エンジンにはDiGiC 4を組み合わせる。撮影機能については、210 ISでは非搭載だったサーボAF/AEを搭載することで動きのある被写体へのピントあわせが容易になった。また、撮影シーンをカメラが自答判別して、最適なシーンモードを適用する「こだわりオート」は従来の18シーンにサーボAF/AEを利用し、“人物の動き”を加味した22シーンに増加した。
映像コーデックにH.264を利用した1280×768ピクセル(720p)のハイビジョン動画も撮影可能で、撮影した静止画/動画は、本体に用意されたHDMIを利用してテレビへ映し出すこともできる。本体サイズは89.5(幅)×54.5(高さ)×20(奥行き)ミリ、約120グラム(本体のみ)。
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