キヤノンは8月20日、コンパクトデジタルカメラ「PowerShot SX120 IS」を8月27日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は3万円前後。
昨年8月に発表された「PowerShot SX110 IS」の後継機種。最短1センチまでのマクロ撮影も行える35ミリ換算36〜360ミリの光学10倍ズームレンズ(F2.8-4.3)や光学式手ブレ補正、3型液晶モニターなどは継承しながら、撮像素子の高画素化(有効900万画素CCDから有効1000万画素CCDへ)画像処理エンジンのバージョンアップ(DiGiC IIIからDiGiC 4へ)などを果たした。
DiGiC 4の搭載もあり、撮影状況をカメラが判断して適切なシーンモードを適用する「こだわりオート」も実装された。顔検出機能「フェイスキャッチテクノロジー」を利用した任意人物の追尾機能「顔セレクト」も利用できる。
モードダイヤルには「M」(マニュアル)、「Av」(絞り優先)、「Tv」(シャッタースピード優先)の各項目が用意されているほか、ストロボ発光量の調整やプログラムシフト、AF連写なども可能となっており、カメラ任せではないこだわりの撮影も行える懐の深さも備える。
高倍率ズーム機ながら本体サイズは110.6(幅)×70.4(高さ)×44.7(奥行き)ミリ、約245グラム(本体のみ)と抑えられている。入手性に優れた単三形乾電池が利用可能で、アルカリ乾電池で約130枚、ニッケル水素電池で約370枚の撮影が行える(いずれもCIPA規格)。
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