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「いつでもどこでも一眼高画質」、ソニーが語るネオ一眼CP+

» 2010年03月11日 10時25分 公開
[ITmedia]

 ソニーは3月11日、カメライベント「CP+」の開始に先だって行われた記者説明会にて、新型センサーを搭載したレンズ交換式小型カメラを2010年内に発売すると発表した。

 「イメージング機器についてはコンパクトデジカメ/ビデオカメラ/一眼レフのカテゴリ融合が進み、新カテゴリの登場が進んでおり、コンパクトデジカメとデジタル一眼レフの中間領域には大きな可能性が潜んでいる。そこに参入する」( 同社 業務執行役員SVP パーソナルイメージング&サウンド事業本部 本部長 今村昌志氏)

photo 新開発のレンズ交換式小型カメラを手にする今村氏

 新たに投入されるレンズ交換式小型カメラは、「いつでもどこでも一眼高画質」「一眼画質でどこまで小型化できるか」をコンセプトとした製品。コンパクトデジタルカメラやフォーサーズ規格よりも大型なAPS-Cサイズの新開発撮像素子「Exmor APS HD CMOSセンサー」を搭載し、AVCHD形式でのフルハイビジョン動画撮影機能も有する。

 実際のサイズについては「コンセプトはどこまで一眼画質のままで小型化できるかなので、そこには注力している」、マウントについては「まだ公表できないが、可能な限りレンズ交換の可能性を確保していきたい」、価格帯についても「一眼へのステップアップを考えるユーザへ訴求できる価格で提供したい」と詳細について多くは語られなかったが、公開されたイメージビデオでは既存サイバーショットともαとも異なるユーザーインタフェースの採用が示唆されていた。

photophoto 公開されたイメージビデオ
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photophoto モックの段階と思われるが、肩に「α」の文字が入っているのが見える

 前述のようにマウントの詳細は明らかにされていないが、2010年中には新製品に対応した「単焦点から高倍率まで」(今村氏)の新レンズシステムも用意される。また、デジタル一眼レフ「α」についても、2010年中に中級機とメインストリームそれぞれのクラスへ新製品が投入されることも明言された。

 新開発撮像素子「Exmor APS HD CMOSセンサー」やAVCHD フルハイビジョン動画撮影機能といったトピックを持ち、中級機は「ソニーらしい映像表現力」、メインストリーム機は「基本性能の強化」「高速レスポンス」を実現するとしている。

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