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シャープ、“フリースタイルAQUOS”のスタンダード機「F3シリーズ」発売赤いF5も登場

» 2011年11月14日 14時44分 公開
[ITmedia]
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 シャープは11月14日、“フリースタイルAQUOS”の新製品として、スタンダードモデルの「F3シリーズ」を発表した。また、既発売の上位モデル「F5シリーズ」に新色“レッド系”を追加し、合計18機種のラインアップに拡充する。いずれも12月1日に発売する予定で、価格はオープンプライス。

F3シリーズの「LC-40F3-B/W」と「LC-32F3-B/W」

型番 LC-40F3-B/W LC-32F3-B/W LC-40F5-R LC-32F5-R LC-20F5-R
パネル解像度 フルHD 1366×768ピクセル フルHD 1366×768ピクセル
録画機能 USB外付けHDDへの録画に対応
カラー ブラック、ホワイト ブラック、ホワイト レッド系
実売想定価格 13万円前後 9万円前後 15万円前後 11万円前後 8万円前後
発売日 12月1日
F5シリーズにはレッド系を追加した

 ディスプレイ部と別体チューナーをワイヤレス接続し、テレビアンテナ(RF端子)のない部屋でも視聴できる「Fシリーズ」の新製品。F3シリーズは、スリム壁掛け金具を別売とし(型番はAN-40WL2、9450円)、新デザインのシンプルなスタンドを同梱(どうこん)したマイナーチェンジモデルだ。32V型と40V型の2サイズをラインアップしており、F5シリーズ同様にディスプレイ部の重量や厚さを従来機に比べて3〜5割も削減したという。例えば32V型の「LC-32F3」はディスプレイ部が約5.5キログラム。壁掛け設置時には、壁面からテレビ前面までの距離は4センチとなる。

「LC-40F3-W」のディスプレイ部はスタンド部が新デザインになった(左)。別体チューナーとの間はIEEE 802.11nで接続(中)。リモコンは通称“ぐるぐるリモコン”(右)

 UV22A技術を採用した液晶パネルを搭載し、LEDバックライトと組み合わせた点もF5シリーズと同じ。40V型には動きのある映像をクリアに再現する「Wクリア倍速」も備えた。

 F5シリーズのネットワーク連携や録画機能も継承した。チューナーボックスのUSB端子に市販のUSB外付けHDDを接続すれば録画が可能になるほか、独自のテレビポータル「AQUOS City」から「アクトビラ」「TSUTAYA TV」などのネットワークコンテンツを視聴可能。離れて暮らす家族をサポートする「見守りサービス」(テレビの使用状況をメールでお知らせ)や有害サイトのフィルタリングサービスなどを利用できる。

 シャープ製スマートフォン「AQUOS PHONE」とのネットワーク連携機能も搭載しており、無線LAN環境があれば、スマホで見ていた動画や写真、楽曲、閲覧中のWebサイトなどをフリック操作だけでテレビ画面に表示できる。またBlu-ray Discレコーダー“AQUOSブルーレイ”で録画した番組をAQUOS PHONEでワイヤレス再生したり、Fシリーズの画面で再生させるといった機能もある。

 付属のリモコンは、F5シリーズやFE1シリーズと同じ通称“ぐるぐるリモコン”。カスタマイズできるメニュー画面「マイサークル」やリモコンの回転部を回して裏番組をチェックできる「ぐるぐる選局」といった機能を持つ。テレビ画面に放送局名や番組名を表示して選局できるため、見たい番組が容易に見つかるという。

 このほか、「おはよう・おやすみタイマー」、節電機能の「明るさセンサー」や「セーブモード」なども搭載した。HDMI入力は1系統。ほかにUSB端子やLAN端子、光音声出力などを備えている。

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