シャープは11月14日、“フリースタイルAQUOS”の新製品として、スタンダードモデルの「F3シリーズ」を発表した。また、既発売の上位モデル「F5シリーズ」に新色“レッド系”を追加し、合計18機種のラインアップに拡充する。いずれも12月1日に発売する予定で、価格はオープンプライス。
型番 | LC-40F3-B/W | LC-32F3-B/W | LC-40F5-R | LC-32F5-R | LC-20F5-R |
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パネル解像度 | フルHD | 1366×768ピクセル | フルHD | 1366×768ピクセル | |
録画機能 | USB外付けHDDへの録画に対応 | ||||
カラー | ブラック、ホワイト | ブラック、ホワイト | レッド系 | ||
実売想定価格 | 13万円前後 | 9万円前後 | 15万円前後 | 11万円前後 | 8万円前後 |
発売日 | 12月1日 | ||||
ディスプレイ部と別体チューナーをワイヤレス接続し、テレビアンテナ(RF端子)のない部屋でも視聴できる「Fシリーズ」の新製品。F3シリーズは、スリム壁掛け金具を別売とし(型番はAN-40WL2、9450円)、新デザインのシンプルなスタンドを同梱(どうこん)したマイナーチェンジモデルだ。32V型と40V型の2サイズをラインアップしており、F5シリーズ同様にディスプレイ部の重量や厚さを従来機に比べて3〜5割も削減したという。例えば32V型の「LC-32F3」はディスプレイ部が約5.5キログラム。壁掛け設置時には、壁面からテレビ前面までの距離は4センチとなる。
UV22A技術を採用した液晶パネルを搭載し、LEDバックライトと組み合わせた点もF5シリーズと同じ。40V型には動きのある映像をクリアに再現する「Wクリア倍速」も備えた。
F5シリーズのネットワーク連携や録画機能も継承した。チューナーボックスのUSB端子に市販のUSB外付けHDDを接続すれば録画が可能になるほか、独自のテレビポータル「AQUOS City」から「アクトビラ」「TSUTAYA TV」などのネットワークコンテンツを視聴可能。離れて暮らす家族をサポートする「見守りサービス」(テレビの使用状況をメールでお知らせ)や有害サイトのフィルタリングサービスなどを利用できる。
シャープ製スマートフォン「AQUOS PHONE」とのネットワーク連携機能も搭載しており、無線LAN環境があれば、スマホで見ていた動画や写真、楽曲、閲覧中のWebサイトなどをフリック操作だけでテレビ画面に表示できる。またBlu-ray Discレコーダー“AQUOSブルーレイ”で録画した番組をAQUOS PHONEでワイヤレス再生したり、Fシリーズの画面で再生させるといった機能もある。
付属のリモコンは、F5シリーズやFE1シリーズと同じ通称“ぐるぐるリモコン”。カスタマイズできるメニュー画面「マイサークル」やリモコンの回転部を回して裏番組をチェックできる「ぐるぐる選局」といった機能を持つ。テレビ画面に放送局名や番組名を表示して選局できるため、見たい番組が容易に見つかるという。
このほか、「おはよう・おやすみタイマー」、節電機能の「明るさセンサー」や「セーブモード」なども搭載した。HDMI入力は1系統。ほかにUSB端子やLAN端子、光音声出力などを備えている。
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