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2000円を切る価格も魅力、紫外線歯ブラシ除菌庫「オーラルドクター」橘十徳の「自腹ですが何か?」(2/2 ページ)

» 2012年07月09日 23時26分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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UVランプのスイッチは手動

 乾燥用のファンが搭載されていないため、湿気を防止するためにも、本体内部に入り込んだ水をたまに抜く必要がある。本体の上部カバーは少し回せば簡単に取り外すことが可能で、カバーを取ると水受けトレーとUV(紫外線)ランプが見える。この水受けトレーを持ち上げて、たまった水を捨てればOKだ。水受けトレーを本体にセットする場合は、UVランプを傷つけないよう注意する。

上部カバーを取り外した状態(左)。水受けトレーを取り外して水捨て(右)

 歯ブラシをセットする場合は、中央のUVランプにブラシが向くようにセットすると効果的だ。歯ブラシをセットしてから電源をオンにするとUVランプが照射を開始し、約7分後に自動的に電源が切れる。

 なお、上部カバーを本体にしっかりセットしないと電源ボタンを押してもUVランプは点灯しないので、本体と上部カバーのマークを合わせてから、きちんと回して閉める必要がある。紫外線は目や肌に有害なので、上部カバーを開けたまま強制的にUVランプを点灯させないようにしよう。

 なお、水受けトレーは丸洗いできるが、本体については防水構造ではないので、水濡れには注意する必要がある。汚れた場合も水洗いではなく、固く絞った布などで拭き取る。

お手頃値段でしっかり除菌

 毎回いちいちボタンを押さなければならない点や、定期的に水捨てをしなければならないのは面倒だが、筆者の場合は使用して1週間も経つと、歯ブラシをセットしてボタンを押す行為が習慣化したのでさほど苦にはならなくなった。

 除菌による効果だが、ブラシから臭いが発生することもないので、きちんと除菌されているようだ。乾燥ファンが無くなったので歯ブラシが湿っぽくなるかとも思ったが、ESA-201のように密閉するわけではないので、次に使うときまでには自然に乾燥する。

正面のボタンを押せばUVランプが点灯(左)。UVランプは青色に発光する(右)

 とにかくこの圧倒的なコストパフォーマンスは実に魅力的だ。これから暖かく、湿気が増えてくるにつれて、歯ブラシの臭いなどが気になることもあるだろう。お手頃な値段で歯ブラシの除菌が可能なこの「オーラルドクター」、歯ブラシ除菌器の購入を検討している人は要注目だ。

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