HDMI入力は4系統で、各社テレビのHDMIリンク機能や4K/3Dパススルー、ARCなどをサポート。シリコンイメージのInstaPort技術を採用しており、HDMI入力の切替が素早く行えるなど、細かいアップデートも加えた。
もう1つの大きな進化は、YSPの用途を広げたこと。ヤマハはiPodオーディオ機器などで2.4GHz帯を使う独自の無線伝送技術「AirWired」(エアーワイヤード)によるワイヤレス化を進めているが、今回のYSP-4300/3300にも同技術を採用したうえ、トランスミッターの「YIT-W12」を同梱(どうこん)する。
YIT-W12をiPhone/iPodのドックコネクター(30ピン)に接続すれば、ワイヤレススピーカーとして利用できる。最近はBluetooth対応の製品も増えているが、AirWiredなら非圧縮&低遅延の伝送が可能だという。またYIT-W12はUSB入力も備えており、専用ケーブルでPCに接続することも可能。新しいYSPシリーズは、「あらゆるソースを1台にまとめられるリビングオーディオ機器」(ヤマハ)として訴求するという。
型番 | YSP-3300 | YSP-4300 |
---|---|---|
ビームスピーカー | 16 | 22 |
ウーファーユニット | 65ミリ×2 | |
サブウーファー | ワイヤレス/アクティブ | |
USB端子 | なし | あり(iPhone/iPod接続可能) |
FMチューナー | なし | あり |
AirWired対応 | 対応(YIT-W12付属) | |
HDMI入力 | 4系統 | |
サウンドバー部サイズ | 1000(幅)×80(高さ)×158(奥行き)ミリ | 1100(幅)×80(高さ)×158(奥行き)ミリ |
価格 | オープン(14万円前後) | オープン(18万円前後) |
発売時期 | 11月 | |
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