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新しいオーディオの姿が見える「オーディオ&ホームシアター展 TOKYO 2012」オーディオ&ホームシアター展 2012(2/2 ページ)

» 2012年10月19日 21時25分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
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 サエクコマースは、リボンツィーターで知られるMHIの新作「Evidence MM07A」をデモンストレーション。従来機のブックシェルフ型「MM01A」を、そのまま縦に伸ばしたようなフロア型スピーカーで、搭載するユニットはそのままにウーファーを1つ追加したバーチカルツインウーファー方式とした。実は、2010年の音展に参考展示されたものだが、いよいよ11月末の出荷が決まったという。価格は25万2000円(ペア)。

「Evidence MM07A」。外形寸法は、242(幅)×300(奥行き)×1030(高さ)ミリ。重量は1本あたり13キログラム

 ヒビノインターサウンドでは、ハイレゾ音源再生に対応したAndroid搭載ポータブルプレーヤー「HDP-R10」を大プッシュ。ヘッドフォンで試聴できるほか、17日にリリースしたポータブルプレーヤー向けのマウントベース「Nrmb」と組み合わせ、据え置きオーディオシステムのプレーヤーという使い方も提案している。なお、部材調達などの都合で出荷を中断しているHDP-R10だが、11月中旬に再開できる見通しだという。

「HDP-R10」をホーム用システムの音楽プレーヤーとして使用するデモ(左)。DAC機能付きポータブルヘッドフォンアンプ「HDA-R9」の告知(右)

 このほか、実物の展示こそなかったものの、iBasso Audioの新しいDAC機能付きポータブルヘッドフォンアンプ「HDA-R9」の告知も行っていた。HDA-R9は、iPhone/iPodなどのiOSデバイスをデジタル接続できるのが特長。ほかにもデジタルとアナログの入出力端子を備え、さまざまなプレーヤーと接続できる。DACチップにはカナダESS Technologyの32bit DAC「ES9018」を採用しており、デジタル信号については最大192kHz/24bitのアップサンプリングが可能。アンプ部はL/Rを独立して駆動するデュアルモノラルコンストラクションとし、高い駆動性能を実現するという。また、4800mAhという大きめのリチウムポリマーバッテリーも特長だ。2013年の初旬に発売する予定としている。

こちらはヤマハの調音パネルを体験できるコーナー。三角形の部分に頭を突っ込んで声を出すと、明らかに聞こえ方が違う。人の多いロビーに設置されているので、ちょっと恥ずかしいかもしれないが、興味のある方はぜひ

「オーディオ&ホームシアター展 TOKYO 2012」の開催期間は10月21日(日)まで。開場時間は10時から19時(最終日は17時まで)となっている。

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