シャープは6月27日、“AQUOS”(アクオス)の新製品として「DRシリーズ」2機種4モデルを発表した。Blu-ray Discドライブと500GバイトのHDDを内蔵したオールインワンタイプ。32V型と40V型の2サイズを7月26日に発売する。
配線が不要で場所をとらない省スペースの一体型テレビ。画面とスタンド部を一体化し、画面を3度傾斜させることで省スペース性と視聴のしやすさを両立させたという。また前面からトレイが出てくるBDドライブ、ディスクを挿入すると自動的に再生が始まる「一発再生」機能などで操作性を向上させている。
液晶パネルは、32V型がWXGA(1366×768ピクセル)、 40V型がフルHD(1980×1080ピクセル)。地上/BS/CS110度対応の3波チューナーを2基搭載としており、テレビを視聴中でも裏番組を録画できる。
長時間録画にも対応し、500Gバイトの内蔵HDDなら最長約524時間の録画が可能だ(12倍モード時)。さらにUSB外付けHDD(別売)を接続して直接録画やダビングをサポート。テレビを視聴していない時なら、内蔵HDDと外付けHDDに2番組同時録画も可能だという。このほか内蔵HDDや外付けHDDに録画した番組をレート変換しながらBDにダビングすることもできるが、DRモードで録画した場合に限られる。
再生時には、録画番組の再生中に約5分または約2分30秒間隔で番組のシーンを子画面で一覧表示できる「見どころ」機能や、急な来客などがあったときに録画を始め、まるで放送を一時停止させるように使える「ちょっと待って」といった機能が利用できる。リモコンの「ちょっと待って」ボタンを押すだけで、1時間ぶんの番組を一時録画する仕組みだ。なお、一時録画した番組は録画リストに残らない。
HDMI入力は2系統。ほかにD5映像入力、コンポジットビデオ入力、光デジタル音声出力などを備えた。
価格はすべてオープンプライス。店頭では40V型の「LC-40DR9」が16万円前後、32V型の「LC-32DR9」が13万円前後になる見込みだ。
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