オーディオテクニカは1月17日、手軽にハイレゾ音源を再生できるUSB接続のヘッドフォン「ATH-D900USB」を正式発表した。USB-DAC機能とヘッドフォンアンプを内蔵した“オールインワン“”タイプ。価格は3万7800円で、2月14日に発売する。
昨年10月の新製品発表会で披露した新製品。同社はこれまで96kHz/24bit対応DACを搭載した「AT-HA30USB」や192kHz/24bit対応の「AT-HA90USB」をリリースしてきたが、今回は22ミリワット+22ミリワットのヘッドフォンアンプを内蔵した。さらに非同期転送モードにより、PCのノイズを抑制。「D/Aからヘッドフォンアンプ、そしてヘッドフォンのドライバーユニットに至るまで最短距離で連結させるなど、徹底した高音質化を図った」(同社)。電源はPC本体から供給するバスパワー方式のため、外部電源は必要ない。
ヘッドフォン本体は密閉型で、53ミリ径のドライバーを搭載している。再生周波数は5〜3万5000Hz。ハウジングにボリュームコントローラーを搭載しており、手元で調整が可能だ。また、3.5ミリステレオミニのアナログ入力も装備。付属のケーブルを使って通常のヘッドフォンとしても利用できる。電源はUSBバスパワー。感度は98dB、インピーダンスは38オーム。
本体重量は約330グラム。2メートルの専用USBケーブル、同じく2メートルの3.5ミリステレオミニコード、および6.3ミリ標準プラグ変換アダプターが付属する。
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