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パイオニア、ハイレゾ音源に対応したスタジオモニターヘッドフォン「HRM-7」を発売

» 2015年01月21日 18時07分 公開
[ITmedia]

 パイオニアは1月21日、楽曲制作用途を想定したプロフェッショナルスタジオモニターヘッドフォン「HRM-7」を発表した。2月中旬に発売する予定で、価格はオープン。店頭では2万円前後になる見込みだ。


 CCAW(銅被膜アルミニウム線)ボイスコイルを搭載した40ミリ径の「HDドライバー」を新開発。5Hzから4万Hzまでのワイドレンジ再生に対応し、マスター音源やハイレゾ音源を忠実に再生するという。またハウジングに搭載した「バスレフ・デュアルチャンバー」により低域のレスポンスも向上させた。インピーダンスは45オーム、感度は97dB、最大入力は2000ミリワット。

 「音源のハイレゾ化が進み、楽曲の制作現場でも高解像度の音源を正確にモニタリングできるヘッドフォンのニーズが高まっている」(パイオニア)。

 時間のミキシング作業などを想定し、装着時の快適さにも配慮した。オーバイヤータイプのイヤーパッドは、低反発と高反発のクッションを組み合わせたハイブリッドクッションを採用し、設置角度も人間工学に基づいて調整されている。

低反発と高反発のクッションを組み合わせたハイブリッドクッション

 本体重量は330グラム。コードは着脱式で、1.2メートルのカールコードと3メートルのストレートコードが付属する。そのほかパッケージには、交換用のイヤーパッド、金メッキの6.3ミリ変換プラグなどが同梱(どうこん)される。

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