桜木電子は2月13日、露Fischer Audio(フィッシャーオーディオ)ブランドのヘッドフォンおよびイヤフォン計6機種を発売する。価格は全てオープン、予想実売価格は8800円前後(税込)から。
Fischer Audioは、2006年にロシアで設立されたオーディオブランド。「リーズナブルな価格で最高のサウンドをお届けする」という理念で、ポータブル音響システムに特化した技術や音響の研究を行い、それらを駆使した高品質な部品を作成。また、設計にも研究成果をいかし、製造しているという。
50ミリ径ドライバーを採用したハイエンドクラスの密閉型ヘッドフォン。予想実売価格は2万8800円前後(税込)。
ドライバーには、同社特許のマイラー材の超薄型ダイヤフラムを採用。ハウジング部にカリンを用いたことで、共鳴音を低減するだけでなく、内部の吸音素材により、荒さの取れたクリアなサウンドを実現するという。
最大入力は300ミリワット。再生周波数帯域は20〜2万Hz。感度は107デシベル、インピーダンスは32オーム。取り外し可能な布スリーブケーブルに加え、Android、iPhoneに対応したリモコン/マイク付きケーブルも付属。プラグ形状は3.5ミリステレオミニ、コード長は共に1.25メートル。その他、ステレオ標準変換プラグとオリジナルポーチが付属する。
40ミリ径ドライバーを採用したポータブルタイプの密閉型ヘッドフォン。予想実売価格は2万8800円前後(税込)。
ハウジング部は、ピアノの黒鍵などで使われる黒檀(エボニー)を採用しクリアなサウンドを実現。内部の吸音素材が共鳴音を低減し、音楽の趣意を正確に伝えるという。
最大入力は300ミリワット。再生周波数帯域は20〜2万Hz。感度は103デシベル、インピーダンスは32オーム。
コン・アモーレ同様、布スリーブケーブルリモコン/マイク付きケーブル、ステレオ標準変換プラグとオリジナルポーチが付属する。
40ミリ径ドライバーを採用したコンパクトな密閉型ヘッドフォン。予想実売価格は2万3800円前後(税込)。
コン・ブリオは、ボーカルとインストゥルメンタルサウンドを楽しむのに理想的なアイテムとして設計。快適な装着感とコンパクトなサイズ、魅力的なデザインと優れた遮音性の融合を目指した。ハウジング部には黒檀を採用。
最大入力は100ミリワット。再生周波数帯域は20〜2万Hz、感度は113デシベル、インピーダンスは32オーム。
ケーブルは脱着式で1.2メートルのストレート。プラグ形状は3.5ミリステレオミニ。その他、ステレオ標準変換プラグとオリジナルポーチが付属する。
50ミリ径ドライバーを採用した密閉型ヘッドフォン。予想実売価格は2万4800円前後(税込)。
コン・フォーコは、豊かでパワフルな低音ときめ細やかな高音が特徴。クラシカルなボーカルからさまざまな現代曲にまで幅広く対応する。ハウジング部には黒檀を採用。
最大入力は100ミリワット。再生周波数帯域は20〜2万Hz、感度は113デシベル、インピーダンスは32オーム。付属品などはコン・ブリオと共通。
2機種とも、8ミリ径ダイナミックドライバーを採用したカナル型イヤフォン。予想実売価格はスピリトーソが8800円前後、ダ・カーポが9800円前後(どちらも税込)。
いずれもハウジング部に黒檀を採用しているため、金属やプラスチック製のイヤフォンとは異なる卓越した音響学的特性と、広くナチュラルな臨場感を実現するという。また人間工学に基づき、ドライバーの直径と本体サイズも小型化した。
基本仕様は共通。最大入力は60ミリワット。再生周波数帯域は20〜2万4000Hz、感度は101デシベル、インピーダンスは16オーム。
45度傾斜したプラグ形状を持つ金メッキの3.5ミリステレオミニプラグ採用ケーブルは、頑丈で柔軟性のある1.25メートル布製スリーブケーブル。イヤーチップセットとオリジナルポーチが付属する。
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