ハイアール アジアは7月28日、ラオス科学技術省(MOST)と共同開発している電動バイク“e-bike”について、プロトタイプが完成したことを明らかにした。今後は最終的な製品化に向けてMOSTと共同でテストを行い、年内の発売を目指す。
ハイアール アジアは、経済成長や市場拡大が見込まれる東南アジア諸国連合(ASEAN)地域において、3年以内に事業規模を倍増させる方針を明らかにしている。ラオス人民民主共和国についても2014年11月に投資コンサルティング事業および複合商社を展開するAMZ GroupとともにMOSTと戦略的パートナーシップを締結。これを通じてラオスの教育システム向上に貢献する製品開発、およびe-bike関連産業の発展に貢献するための取り組みを行ってきた。現地販売会社「ハイアールラオ」(所在地、ラオス ヴィエンチャン)も設立済みだ。
完成したプロトタイプは、譲渡式典でMOSTに引き渡される予定。今後はラオスでの現地生産も視野に入れ、年内の製品化を目指す。なお同社によると、MOSTとはTalking Dictionary、PC、タブレット端末などのIT製品に関しても共同開発を進めているという。
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