マクセルは、「秋のヘッドフォン祭2015」会場で発表前の新製品「MXH-RF550/RF550B」を披露した。新開発のドライバーでハイレゾ再生に対応したカナル型イヤフォン。一般的な3.5ミリステレオミニプラグ仕様の「MXH-RF550」に加え、2.5ミリ4極プラグ(バランス仕様)の「MXH-RF550B」を用意する。
新開発の10ミリ径ダイナミック型ドライバーは、振動系の軽量化や新設計の拡散音場バランサーにより、4万Hzに至る高域再生が可能。「ヌケのいい引き締まった低域から、レスポンス良く繊細な高域までバランスのよい広帯域を再生する」(同社)という。
ボディーは、高剛性アルミ合金とABS樹脂を組み合わせ、内部に2つのチャンバー(空気室)を設けた。これにより、塞がれた外耳道で発生する“気柱共鳴”による6kHz付近のピークを抑制するという。再生周波数特性は10〜4万Hz、感度は107dB、インピーダンスは32オームとなっている。
価格は未定ながら、店頭では「MXH-RF550」が2万5000円前後、2.5ミリ4極プラグの「MXH-RF550B」は3万円前後になる見込みだ。なお、「MXH-RF550B」には3.5ミリステレオミニへの変換コネクターも付属するため、スマートフォンなどでも利用できる。
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