ディーアンドエムホールディングスは11月4日、マランツブランドの新製品としてUSB-DAC搭載のプリメインアンプ「HD-AMP1」を発表した。価格は14万円(税別)で、12月上旬に発売する。本体色はシルバーゴールド。
DAC部には米ESS製の「SABRE 32 ES9010K2M」を採用。DSD 11.2MHzや最大384kHz/32bitのPCM音源再生に対応する。オリジナルデジタルフィルター「Marantz Musical Digital Filtering(MMDF)」や高速アンプモジュール「HDAM」、「HDAM-SA2」を用いたI/V変換回路、ポストフィルター回路などによって「ハイスピードで情報量豊かなサウンドを実現する」(同社)という。
アンプ部には、「Hypex UcD」スイッチングパワーアンプモジュールを採用。「低域から高域に至るまで歪(ひずみ)が極めて少なく、スピーカーのインピーダンスにかかわらず周波数特性が変化しない非常に優れた性能を備える」としている。定格出力は35ワット+35ワット(8オーム時)。
インタフェースは、音声入力端子にUSB(Type-B)×1、USB(Type-A)×1(フロント)、同軸デジタル×1、光デジタル×2、アナログ×2。音声出力端子には、ヘッドフォン×1、サブウーファー×1。その他、マランツリモートバス(RC-5)入出力×1を備える。
本体サイズは、304(幅)×352(奥行き)×107(高さ)ミリ、重量は5.8キロ。かんたんスタートガイド、取扱説明書、リモコン、単四形乾電池×2、USBケーブル、電源コードが付属する。
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