東京・秋葉原の「ベルサール秋葉原」で開幕した「第7回ポタフェス」。1階のモダニティブースでは、スウェーデンからやってきた世界最小クラスのBluetoothイヤフォン「EARIN」を国内で初めて展示した。
20×14.5mm、重量約3.5gの小さなボディーにBluetoothチップ、アンテナ、リチウムイオンバッテリー(容量60mAh)などを内蔵した。コーデックはSBCにくわえ、AACとapt-Xをサポート。ドライバーはバランスド・アーマチュア型のフルレンジ1発で、コンプライ製のイヤーチップが付属するなどオーディオファンも注目の仕様となっている。「解像度の高いサウンドが特徴」とモダニティ。実際に少し聴いてみたところ、低域はもう少しほしい気もするが、解像感のある中高域が楽しめた。
サイズが小さいだけに気になるのは使用時間だが、内蔵バッテリーで連続約2時間半〜3時間の使用が可能だという。またバッテリー内蔵の携帯カプセルが付属しており、本体を入れて充電すれば、さらに2時間半〜3時間は使える。カプセルのバッテリー容量は600mAh。充電にかかる時間は約75分間となっている。
また付属品として、落下防止用のシリコン製アタッチメントを同梱しているため、ジョギングなど軽い運動でも安心して使えるという。
iOS/Android、Windowsに対応した専用アプリを使えば、スマートフォンなどの画面でバッテリー残量や低域を増強する「ベースブースト」、片耳だけで使うときに便利な「ステレオ/モノラル切り替え」といった設定が行える。
EARINは、クラウドファンディングサイトの「Kickstarter」で世界40カ国から約150万ドルを集め、同サイト内で最も資金調達に成功した製品として注目されている。モダニティでは12月下旬から国内で販売する予定で、価格は2万9800円(税別)。ただし、既に初期出荷分は終わり、今から注文すると2016年1月以降出荷分になるという。
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