ソニーピーシーエル(ソニーPCL)とソニーDADCジャパンは、Ultra HD Blu-rayソフトの制作・製造を開始した。
ソニーPCLがコンテンツ制作(エンコード、オーサリング)、ソニーDADCジャパンがディスク生産(プレス、パッケージング)を担当するプロセスを構築し、制作から製造まで一貫したサービスを提供する。
今回Ultra HD Blu-rayの制作体制を整えるにあたり、新ソニーPCLはソニー製のHEVCエンコーダーを導入。ITU-R BT.2020の色域、HDRを含む、高品質な4K映像を、Ultra HD Blu-rayへ収録するための体制を整えたとしている。
ソニーDADCジャパンでは、マスタリング工程における、フェーズ・トランジション・マスタリング微細加工技術(PTM)を採用した原盤製造装置(PTR-3000)を最適化することによって、66GB/100GBといった大容量の原盤制作が可能となった。レプリケーション工程では、50GB/66GBのディスク製造については既存のBD-ROM製造ラインを転用、100GBのディスク製造については、BD-ROM製造ラインにもう1層分を形成する装置の追加により製造が可能となったという。
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