インテリアライトは、その部屋の雰囲気を決める重要なアイテム。家具やカーテンの色と合った色の照明器具が1つあるだけで部屋が一気にオシャレなイメージに代わります。でも、合わせたい部屋や色は1つではないかもしれません。そんな欲張りな皆さんにオススメしたいのが、「COLOR UP」です。
COLOR UPは、大きな電球のようなデザインのインテリアライト。サイズは145(幅)×145(奥行き)×210(高さ)ミリなので、ボールのような発光部が“CDよりひとまわり大きい程度”と思ってください。尻すぼみで安定感はなさそうですが、転がしてしまっても問題ありません。なぜなら、ボール部分が本当にボールだから。つまりゴム素材でできているのです。
ボール部分にはRGB(レッド、グリーン、ブルー)のLEDモジュールが入っています。RGBとは“光の3原色”で、それぞれの色を混ぜて世の中にある色を再現する「フルカラー表示」が可能になっています。もう少し詳しく説明すると、RとGとBはそれぞれ256段階の明るさで調節することができるため、その組み合わせは256×256×256の1677万色。PCやスマートフォンのカタログで見たことのある数字ではないでしょうか。
しかもCOLOR UPは、色を変える仕組みがユニークです。底の部分にセンサーがあり、本体を置いた場所の色をスキャンして真似をする仕組み。つまり白いテーブルの上に置けばホワイトに、赤いテーブルクロスの上ならレッドに発光します。
そして色を変えるときのスイッチは、ボール部分を“揉む”こと。柔らかいゴム素材のボールを“むにゅっ”と揉むだけで、置いた場所の色を読み取ってライトの色が変わります。中の空気圧を高めることがスイッチになっているのですが、この遊び心はいいですね。
使い方は簡単。本体のスライドスイッチをオンにすると、まずホワイトで発光します。スキャンしたい色の上に置き、ボール部分を揉めば、すぐに色が変わります。揉み心地は完全にゴムボール。力が弱いと色が変わらないこともあるので、“ぐいっ”といきましょう。色が変わった後は、次に揉むか、電源を切るまでその色を維持してくれます。
もう1つの良いところは、本体にバッテリーを内蔵していること。例えばリビングでは間接照明(電球色)に合わせてオレンジ色にしておき、寝室ではレッドに変えるなど場所によって異なる色のインテリアライトとして使えます。夏なら涼しげなブルーにするなど、季節によって色を変えるのもおすすめ。なにしろ1677万色ですから、どんな要望にも応えられます。
充電には付属のmicro USBケーブルを使用します。ACアダプターは付属していませんが、スマートフォンのもので問題ありません。充電は3〜4時間で、連続4〜6時間の使用が可能です。
明るさについては、常夜灯以上、デスクライト未満といったイメージ。正直あまり明るくはありませんが、ベッドサイドに置けばスマートフォンの場所やリモコンのボタンを確認することはできるレベルです。
COLOR UPの価格は1万4800円。またランプの下部が豪華な金色になった「COLOR UP Gold Ver.」は1万5800円(いずれも税込)。ソフトバングのクラウドファンディング&ショッピングサイト「+Style」で扱っています。
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