写真で解説する「D704i」

» 2007年07月04日 22時54分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 三菱電機製の「D704i」は、コンパクトなスライドボディにワンセグ機能を取り入れた携帯だ。これまでのドコモのワンセグケータイはボディサイズが大きい端末が多く、コンパクトな端末を使いたいユーザーが選べるものがなかったが、D904iでユーザーの期待に応えた。

Photo ころっとしたポップでコンパクトなボディのD704i。ボディカラーはRed、White、Brown、Pinkの4色

 三菱電機の「D903iTV」、同じ704iシリーズのワンセグケータイ「SH704i」とサイズやスペックを比べたのが以下の表だ。薄さはSH704iに及ばないものの、高さや軽さは勝っている。

D704i SH704i D903iTV
サイズ 99×49×18.6ミリ 106×49×18.1ミリ 110×48×19.8ミリ
重さ 約111グラム 約128グラム 約118グラム
ディスプレイサイズ 2.4インチQVGA 2.6インチワイドQVGA 2.8インチワイドQVGA
連続ワンセグ視聴時間 約5時間半(エコノミーモード) 約4時間35分 約4時間(エコノミーモード)

 D704iは、D904iと同様、ワンプッシュオープンボタンは備えず、手で押し上げてスライドを開く仕様。途中までスライドさせるとあとはバネの力で開く、アシストスライド機構を採用している。十字キーも一般的なものが搭載され、スピードセレクターは非搭載となっている。

Photo 4色のボディカラーをラインアップする「D704i」。ダイヤルキーのフォントはPinkとRedが袋文字になっている

Photo 充電台は横置きタイプのものを用意。各種の着信は、決定キーが光って知らせる

Photo 左側面にマクロ切り替えスイッチとmicroSDスロット、右側面にイヤフォン端子とマルチタスクキー、TVキー、プロテクトキーを搭載。底面にはFeliCaポートとスピーカー、パンフォーカスの130万画素CMOSカメラがある。

Photo ワンセグ用のホイップアンテナを装備。マイクは底面にある。赤外線ポートやストラップホールは上面に装備

Photo D904iと比べたところ(左)。コインなどを差し込むことで端末を横置きで立てられる簡易スタンド機能も(中)

調光センサーと大容量バッテリーで連続視聴時間を延ばす

 D903iTVからの進化ポイントは、(1)ホイップアンテナの採用(2)連続視聴時間の延長の大きく2つが挙げられる。連続視聴時間の延長は、D904iと同じ830mAhバッテリーの採用や(D903iTVは790mAh)、照度センサーの搭載などで実現したという。

 スライドワンセグならではの機能として用意されたのが、開閉に連動して画面の縦横表示が自動で切り替わる機能。スライドを開いた状態でワンセグを起動すると縦画面でワンセグが表示され、スライドを閉じると自動で横画面に切り替わる。逆に閉じた状態でワンセグを起動すると横画面で表示され、スライドを開くと縦画面に切り替わる仕組みだ。なお、ワンセグはピクト行を表示させず、画面いっぱいに番組を表示させるようにも設定可能。ただこの場合は、番組によっては左右が切れた状態で表示されることもある。

Photo スライドを閉じた状態でTVキーを押すと、横画面でワンセグが起動。スライドを開くと縦画面に自動で切り替わる。
Photo ディスプレイの右上にあるのは、インカメラではなく調光センサー(左)。画面いっぱいにワンセグを表示するようにも設定できる(右)

女性ユーザーに使ってほしいから──メール機能が進化

 ころっとしたポップでかわいい端末に仕上がったことから、ドコモはこの端末で女性層も取り込みたい考え。そのためD704iではメール周りの機能を強化した。

 1つは絵文字周りの機能強化。これまで3行だった絵文字の候補表示を5行に拡張し、デコメ絵文字の連続入力に対応。さらに若い利用者の間でよく使われるという、絵文字を組みあわせた熟語を推測変換候補として表示するようにした。メール閲覧時や作成時ののぞき見を防ぐ「オンリービュー」機能も用意され、TVボタンの長押しで利用できる。

Photo 「おはよ」と入力すると、顔文字と絵文字を組みあわせた絵文字熟語が候補として表示される(左)。絵文字の候補表示領域は3行から5行に拡大(中)。デコメ絵文字は、これまでは1回入力すたびに閉じていた候補表示画面を閉じないようにした(右)

 もう1つは人気デコメールサイトとのコラボレーションだ。人気のデコメサイト「デコメ★コレクション」「男のデコメ」「girls★取り放題」の人気コンテンツが端末にプリインストールされるので、新たにコンテンツを購入することなくデコメールを楽しめる。

フルブラウザ、音楽プレーヤー、辞書、ドキュメントビューアも搭載

 コンパクトなボディながら、豊富な機能を搭載するのもD704iの特徴の1つだ。Windows Media Audioと着うたフルに対応した音楽プレーヤー、国語/英語/和英を揃えた辞書機能、横表示に対応したフルブラウザ、PDFやWord、Excel、PowerPointのデータを表示できるドキュメントビューアなど、ハイエンドモデルに迫る機能を備えている。

 携帯初心者に配慮した機能も用意され、設定するとメニュー画面やメールの送受信履歴の文字などが拡大表示される「シンプルメニュー」を装備。左下ソフトキーからワンセグ、カメラ、ミュージック、フルブラウザに素早くアクセスできるスピードメニューは新たに、声による呼び出しに対応。スピードメニューキーを長押しして「ワンセグ」と声に出せば、ワンセグが起動する仕組みだ。

 なお、D704iはインカメラを搭載しておらず、テレビ電話はキャラ電を利用して行う。また、ワンセグの録画には非対応となる。

Photo スピードメニューは音声呼び出しに対応(左)。ICレコーダー機能も備える(中)。静止画の最大撮影サイズは960×1280ピクセル


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