「JINS PC」などの機能性アイウェアのメーカーとして知られるジェイアイエヌが10月14日、メガネ型ウェアラブルデバイス「JINS MEME」(ジンズミーム)の2モデルを11月5日に販売すると発表した。価格は、ウエリントンタイプの「JINS MEME ES(イーエス)」が3万9000円、スポーツサングラスタイプの「JINS MEME MT(エムティー)」が1万9000円(いずれも税別)。全国のJINSショップのうち38店舗と、JINS MEMEオンラインショップで販売する。
JINS MEMEは、同社が独自開発した3点式眼電位センサーと6軸センサー(加速度・ジャイロセンサー)を搭載したセンシングアイウェア。センサーが取得した、まばたき、視線移動、体の動きといった情報をもとに、Bluetoothで連動したスマートフォンの専用アプリで心や体の状態を確認することができる。
シーンや用途に応じた2種類のモデルがあり、JINS MEME ESがカジュアルやビジネス向け、JINS MEME MTが激しいスポーツ向けという位置付け。デザインはプロダクトデザイナーの和田智氏が監修している。
JINS MEME ESは、ウエリントンタイプのデザインで、機能面では3点式眼電位センサーと6軸センサーの両方を備える。JINS MEME MTは、体の動きをトラッキングすることに特化したモデルで、ハーフリムタイプのスポーツサングラスフレームに6軸センサーのみを搭載。眼電位センサーは搭載していない。
センサーが取得した情報は、オフィシャルアプリの「JINS MEME App」を通じて「アタマ年齢」や「カラダ年齢」として評価される。アタマ年齢では、眼の動きから得られる情報をもとに、集中、活力、落ち着きの状態、カラダ年齢では、頭の動きから得られるデータをもとに、活動量、姿勢、安定性の状態を分析。結果は、それぞれの状態を示すバーなどで表示される。
またオフィシャルアプリ以外にも、6軸センサーによりランニングフォームをリアルタイムに可視可する「JINS MEME RUN」アプリ、車を運転中に眠気を推定して知らせてくれる「JINS MEME DRIVE」アプリなどの提供も行う。いずれも11月5日の11時よりApp Storeにて無料でダウンロードが可能となる予定。
なおAndroid版のアプリも開発中で、2016年1月以降に提供予定だ。
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