タフなボディーで壊れにくい! Galaxyの低価格モデル「Xcover 4s」をブダペストで発見:山根康宏の海外モバイル探訪記

» 2019年10月21日 12時39分 公開
[山根康宏,ITmedia]

 Samsungスマートフォンのラインアップはフラグシップの「Galaxy S」「Galaxy Note」シリーズに加え、サブラインとして「Galaxy A」「Galaxy M」シリーズにほぼ集約されました。ところが新興国などでは別のラインの製品がこっそりと販売されています。タフなボディーに身をまとった「Galaxy Xcover」シリーズです。

 タフボディーの製品としてはGalaxy Sシリーズにも「Active」の名前を付けたモデルがあります。日本でも「Galaxy S5 Active」が販売されたことがありますし、米国では最近まで「Galaxy S8 Active」などフラグシップモデルのラインとして製品が投入されてきました。それに対してXcoverシリーズはミッドレンジクラスの製品で、価格も抑えた万人向けの製品になっています。

Galaxy Xcover 4s Samsungのタフボディースマートフォン「Galaxy Xcover 4s」

 筆者は2019年9月にハンガリーの首都、ブダペストを訪問しました。街中にはSamsungの広告が多く、かなりのシェアを誇っているようです。Samsungストアも何カ所かあり、そこでは最新モデル「Galaxy Note10」や「Galaxy A80」などが誇らしげに展示されていました。しかしそれらのモデルと一緒にしっかり展示されていたのがXcoverシリーズの最新モデル「Galaxy Xcover 4s」です。

Galaxy Xcover 4s ブダペストのSamsungストアで販売されていた

 発売は2019年6月。実は今年に出た新しいモデルなのですね。ちなみに前のモデル「Galaxy Xcover 4」は2017年3月発売なので、このシリーズでは約2年ぶりです。ディスプレイは5型HDで旧来の16:9のアスペクト比を持つベーシックなスタイル。ナビゲーションキーは3つとも物理キーになっていて、手袋をしていてもしっかりと押すことができます。

Galaxy Xcover 4s Xcoverシリーズの特徴はしっかりした作りの物理キー

 背面カバーは取り外し可能。SIMカードも側面からではなく、カバーを外した内部のスロットに装着します。そしてバッテリーも交換できます。最近のモデルにしては珍しい作りです。防水・防塵(じん)はIP68で、耐衝撃性はMILスペック(MIL-810-STD)に対応しています。

Galaxy Xcover 4s 背面もタフな作り。カバーは取り外しできる

 本体側面も滑り止め加工がしてあるので、かなりラフに扱っても手から滑り落ちることはなさそうです。本体サイズは73.3(幅)×146.2(高さ)×9.7(奥行き)mmと、この使用でも1cmを切る薄さを実現。重量は172g。OSはAndroid 9ですが、メモリ3GBとストレージ32GBは、ミッドレンジというよりエントリークラスに近いスペック。プロセッサは8コアの自社製「Exynos 7885」です。

Galaxy Xcover 4s 側面もしっかりした作り。側面にはファンクションキーがある

 左側面の黄色いキーは2回押しで背面のLEDライトを光らせることができます。それとは別にアプリのクイック起動ボタンも兼ねており、自分の好みのアプリを割り当てれば即座にそのアプリを立ち上げることもできます。このあたりは上位モデルのBixbyボタンのカスタマイズと似た作りですね。

Galaxy Xcover 4s 背面ライトは簡単に点灯できる

 価格は8万9900ハンガリーフォリント、約3万1000円。スペックを考えるともう一声欲しいところですが、防水・防塵対応のタフネスモデルなので、他の低価格モデルよりも長く使えますし、故障の心配も少ないでしょう。日本で出すにはスペックがかなり低いかもしれませんが、落としても壊れにくいスマホとして年配者など向けにいいかもしれません。今後もXcoverシリーズは定期的な製品投入を続けてほしいものです。

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