iPhone 18 Pro/Duo向け製品も充実 TORRAS「Ostand」の選び方と“戻れない”スマホケースの在り方(1/2 ページ)

» 2026年10月02日 19時09分 公開
[田中聡,ITmedia]
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 中国のアクセサリーメーカーTORRASが、「iPhone 18 Pro/18 Pro Max」向けのケースを日本で多数投入する。

 TORRASといえば、360度回転するリングスタンド付きのiPhoneケース「Ostand」でおなじみ。このOstandの中でも複数の製品を展開しており、大きく「Ostand Q」シリーズと「Ostand O」シリーズに分けられ、現在は「Q3」と「O3」のシリーズ名で展開している。では、この2シリーズはどう違うのか。そしてTORRASはどんな考えのもと、スマホケースを開発しているのか。

Qシリーズはゼンマイ式のリングスタンドを搭載 安定して固定できる

 QとOの違いは、リングの回転方法にある。Qシリーズの製品は、リングスタンドを下げた状態で360度回転する。リングスタンドをそのまま下げた状態では縦向きに固定でき、ここから90度回転すると、横向きに固定できる。

TORRAS Qシリーズの最新製品である「Ostand Q3 Air Pro」
TORRAS ヒンジを軸にリングスタンドが360度回転する

 リングは90度回転するごとにカチッと止まり、TORRASではこれを「ゼンマイ式」と呼んでいる。また、リングは無段階で固定できるため、縦向きでも横向きでも柔軟に調節できる。このリングには直径1.2mmのヒンジを内蔵しており、開閉の動きは堅め。ヒンジが強固に作られているので、スタンドをデスクに置いてもぐらつきがなく安定して使える。リングを使わないときはケース内に収納されるので、スマートフォンを操作する際には一切邪魔にならない。

 筆者はiPhone 17 Pro用の「Ostand Q3 レザートーン」を約1年使い続けているが、レザーの質感がよくグリップ感があって握りやすいことに加え、このゼンマイ式リングスタンドが便利すぎて手放せずにいる。自宅や外出先での動画視聴はもちろん、スマホで情報収集しながら仕事をする際や、外出先でオンライン会議に参加する際にもこのリングスタンドが活躍している。iPhone 17 Proのコズミックオレンジとの組み合わせが映えるオレンジ(ファイオパール・オレンジ)のカラーも気に入っている。

TORRAS 「Ostand Q3 レザートーン」のファイオパール・オレンジ

 iPhone 18 Pro/18 Pro Max向けの新製品として、フラグシップモデルの「Ostand Q3 Air Pro」を9月に発売した。外側と内側にエアバッグ構造を備えた二重設計を採用しており、四隅に受けた衝撃を分散する。この構造のおかげで、5メートルの落下にも耐えるという。カラーは青岩・ホワイト、溶岩・ブラック、紫石・パープル、氷河・ブルーの4色を用意する。価格は1万2380円だ。

TORRAS Ostand Q3 Air Proのカラーバリエーション

 「Ostand Q3 Air」は、密閉式エアクッション構造を取り入れており、落下時の衝撃を分散させる。耐久性はProに譲るが、必要十分の耐久性を確保している。カラーは黒影・ブラック、真夜中・ディープブルー、薄暮・ディープパープル、青空・ライトブルーの4色で、価格は9880円だ。

 先に紹介したOstand Q3 レザートーンは、iPhone 18 Pro/18 Pro Max向けにも展開する。シリコンレザー(Organic Silicon Fabric)を素材に採用しており、本革のような滑らかな質感を目指した。指紋や汚れが付きにくいのも特徴で、長く使いたい人にも向いている。ゼンマイ式スタンドも健在だ。カラーはアメジスト・パープル、アクアマリン・ブルー、アンバー・ブラウン、黒曜・ブラックの4色で価格は8480円だ。

 新製品として「Ostand Q3 レザートーン 自然シリーズ」も発売する。背面には新開発のオーガニックシリコンを用いており、繊維やほこりが付きにくいことを特徴とする。カラーは苔庭・グリーンと風紋・イエローの2色で、文字通り自然界の素材をイメージした。対応機種はiPhone 17 Pro/17 Pro MaxとiPhone 18 Pro/18 Pro Max。価格は8480円で、TORRASの公式サイトで先行販売されている。

TORRAS
TORRAS 自然界の素材をモチーフにした「Ostand Q3 レザートーン 自然シリーズ」
Osntad QシリーズとOstand Oシリーズのリングスタンドの違い。最初に紹介しているのがOstand O3 Hue、次に紹介しているのがOstand Q3 Air Pro

カジュアルに使えるOシリーズ ファッショナブルなデザインに注目

 もう一方のOシリーズもリングスタンドが360度回転するが、Qシリーズがヒンジの軸を中心に360度回転するのに対し、Oシリーズはリングそのものが円の外周を360度回転する。つまりOシリーズではゼンマイ式を採用しておらず、横向きに固定する際は、リングの位置そのものを90度移動させる形となる。

TORRAS
TORRAS 写真は「Ostand O3 Hue」。リングスタンドが、リングの外周を360度回る仕様だ

 Oシリーズにも無段階のヒンジを採用しており、縦向きと横向き両方で、好きな角度に固定できる。ただし機構設計が異なるため、リングスタンドの使い勝手にも差がある。Qシリーズのゼンマイ式だと1回転ごとに90度にカチッと固定できるので、縦向きならスタンドを開くだけ、横向きなら1回転するだけで固定できる。

 Oシリーズで任意の向きに固定するには、手動でリングを回しながら微調整する必要がある。また、Qシリーズのゼンマイ式は軸が安定しているので、スタンド機能を使用中にiPhoneの画面をタップしてもブレずに安定する。Oシリーズは横向きだとおおむね安定するが、縦向きだとやや不安定で、画面に触れるとリングが揺れて傾くことも多い。

TORRAS 左がOstand O3 Hue、右がOstand Q3 Air Pro。Qシリーズは90度回すだけで、縦向きも横向きも安定して固定される

 ただし横向きの角度でリングを固定したまま収納できるのはOシリーズならではのメリットだ。また、Oシリーズはよりカジュアルに使えるデザインやポップなカラーも特徴で、若年層に勧めやすい。

 新製品の「Ostand O3 Hue」は、半透明のケース本体に、リング、カメラ周辺、側面に異なるカラーを組み合わせたデザインを採用している。より個性的な見た目を演出したい人にマッチするだろう。背面にはTPUとTPEの複合素材を用いており、軍用規格レベルをうたう耐久性も確保した。カラーはハニー・ベリー、チェリー・ソーダ、ラムネ・グレープの3色で、価格は8280円だ。

TORRAS Ostand O3 Hueのチェリー・ソーダ

 いずれのケースもMagSafeに対応しており、ケースを装着したまま、モバイルバッテリーや車載スタンドなどのMagSafe対応製品を吸着できる。

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