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ドコモ、震災の支援措置を6月末までに再延長
NTTドコモは、東日本大震災や長野県北部の地震の被災者に対する、料金支払いの延長や故障修理代金の割引などの支援措置を再延長する。
NTTドコモは4月26日、東日本大震災や長野県北部の地震の被災者に対する支援措置の期間を5月末から6月末までに再延長することを発表した。
被災者が利用料金をドコモショップ、コンビニエンスストア、金融機関の窓口にて請求書で支払っている場合、支払期限を以下のとおりに延長する。
- 2011年3月請求分(2月利用分)……2011年6月30日まで
- 2011年4月請求分(3月利用分)……2011年6月30日まで
- 2011年5月請求分(4月利用分)……2011年6月30日まで
口座振り込みで支払っている場合、振込予定日に引き落とされるが、振込日に指定の口座から引き落としがない場合、請求書と同様に支払期限を延長する。
また、破損、故障した携帯電話機の故障修理代金を半額とするほか、水濡れケータイデータ復旧サービス成功時の5250円を無料化する。さらに、携帯電話購入時に最大1万500円の特別割引を実施し、FOMAカード再発行手数料を無料化する。いずれも2011年6月30日まで全国のドコモショップで対応する。
以上の措置は、災害救助法が適用されている岩手県、宮城県、福島県、青森県、茨城県、栃木県、千葉県、長野県、新潟県の一部地域が契約住所、または請求書の送付先となっているユーザーが対象となる。
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