鬼滅グッズや酸素缶、軽石、Clubhouseの招待枠…… 転売と規制、2021年のフリマサービスを振り返る(2/3 ページ)
東京オリンピック関連商品を出品禁止に 酸素缶などコロナ禍の影響も顕在化
2020年の開催延期から、1年越しに開催された東京オリンピック・パラリンピック。メルカリでは、その関係者向け物品の出品禁止を7月16日に発表した。対象になったのは、東京オリンピック・パラリンピックのボランティア用ユニフォームや、競技会場への出入りに必要な関係者パス「アクレディテーションカード」など。
出品禁止の理由は「五輪の開催が近づき、ユニフォームなどが悪用される可能性が高まったため」としており、犯罪に悪用される可能性がある商品の出品を禁止にする、メルカリの利用規約に基づき対応をした。他にも「PayPayフリマ」やヤフオク!などでもユニフォームやグッズの出品を制限する動きが見られた。
9月には新型コロナウイルス感染拡大に伴う措置として、メルカリの出品禁止商品に「酸素缶」と「家庭用の血中酸素飽和度測定器」(パルスオキシメーター)、「家庭用の酸素濃縮器」「犬猫療法食」が加わった。
この時期、新型コロナウイルスの感染拡大により、医療逼迫(ひっぱく)や流通に対する不安からドラッグストアなどの店舗で同商品などの買い占めが発生。それに伴い、メルカリで定価を大幅に上回る価格で転売されており「本当に必要な人に渡らない」とSNSやメディアで批判されていた。
生ジョッキ缶やApple布、馬券、禰豆子ポップコーン…… 高額転売は止まらない
9月末以降もさまざまな商品が高額転売されており、その都度メルカリは注意を実施。アサヒビールの缶ビール「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」やAppleの“布”こと「ポリッシングクロス」、ユー・エス・ジェイ(USJ)と鬼滅の刃のコラボ商品「禰豆子ポップコーンバケツ」、ディーゼル車用の脱硝材に使う「AdBlue」(尿素水)など、ITmedia NEWSでも以下のような記事として取り上げた。
- メルカリとUSJが転売対策で連携 まずは「禰豆子ポップコーンバケツ」に注意喚起
- 高額転売続く「生ジョッキ缶」 メルカリに「価格急騰、冷静な判断を」表示 アサヒビールと連携
- 話題の“Appleの布”は入荷3カ月待ち 1枚1980円、メルカリでは1万円超で取引も
- メルカリで競走馬「コントレイル」の馬券出品が相次ぐ “当たり”馬券の出品は違法なので注意
- メルカリ、高額転売相次ぐ「尿素水」に注意喚起 物流や除雪が停止するリスクも
高額転売以外にも、無許可で採取したきのこや山菜や、小笠原諸島の海底火山噴火により発生したとみられる軽石の取引についても注意。理由には、他人の私有地での採取は「森林窃盗罪」にあたることや、安全性が不明であることを挙げている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
2
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
3
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
4
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
5
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
-
6
ジョーシンへの不正アクセス、最大623万件漏えいか 運転免許証2件・マイナカード1件なども
-
7
野村総研、サイバー攻撃時の「能動的なシステム停止」を支援する新サービス
-
8
タイムズカー流出で顧客らが損害賠償求め運営会社提訴へ サイト開設の弁護士が記者会見
-
9
Xの「いいね」長押しで1ドル送金 マスク氏が“投げ銭”機能を予告
-
10
たばこ休憩なき時代の“一服”をどう取るか 温熱と“聞こえない音”で休む、JT子会社のアイマスクを試す
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR