米Twitterは6月6日、アカウントが本物であることを認証するサービス「Verified Accounts」を発表した。この夏βプレビューを開始する。
Twitterはサービス利用規約で偽アカウントを禁止しており、アカウントが偽物だと判明した場合はアカウントの停止、削除、かたられた本人への譲渡といった対処をしている。こうした対策に加え、アカウントのプロフィールページに認証済みの印を表示することで、偽アカウントによる混乱を回避するとしている。
β段階ではまず、政府関係者、公的機関、有名なアーティストやスポーツ選手など、偽アカウントの被害を受ける危険性の高いユーザーのみを対象とする。これはリソースの問題で、将来的には対象ユーザーを拡大したいとしている。企業ユーザーも対象外。
Twitterでは偽アカウントによるトラブルがたびたび発生しており、6月4日には米メジャーリーグのセントルイスカーディナルズ監督、トニー・ラルーサ氏がTwitterを偽アカウントを放置しているとして提訴している。
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