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Samsung、「ダブルキーボード携帯」の特許を出願

» 2009年07月09日 14時53分 公開
[ITmedia]

 韓国のSamsung Electronicsが、翼のようなキーボードを備えたタッチスクリーン携帯電話の特許を出願していることが明らかになった。

 米特許商標局の公報によると、この特許は「MOBILE TERMINAL HAVING REAR KEYPAD(背面キーボード付きモバイル端末)」という題で、2008年12月に出願された。

 この端末は前面にはタッチスクリーンを、背面には2つに分かれたキーボードを搭載する。キーボードは、鳥が翼を広げるように、左右に広げることができる。キーボードはQWERTY配列という。

 Samsungはこの技術を開発した背景として、キーパッドのないフルタッチ携帯電話はメッセージの入力や、キー入力の多いゲームなどでは不便であり、また現在出回っているタッチ携帯のバーチャルキーボードやQWERTYキーパッドは、表示領域の関係でサイズが小さく、入力しにくいと説明している。出願中のこの端末なら、キーボードが本体の両側に広がるため使いやすいと同社は主張している。

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